一般質問(全文)(txtファイル)32.1KB
市議会レポート第13号(PDFファイル)512KB
世界中を熱狂させたFIFAワールドカップが6月30日にブラジルの優勝で幕を閉じました。
今大会は、FIFAにとってもアジアにおける初めての大会、しかも初の共同開催という手法で行われた記念的な大会になりましたが、開催国である日韓両国にとりましても、念願のワールドカップ初勝利、予選1位通過で決勝トーナメント進出することができ、まさに歴史的な大会になりました。
このワールドカップを契機に、日本は更なる国際化が進み、サッカーだけでなく、色んな分野において、世界の舞台で活躍できる人が増えていくだろうと思います。
さて、今回のワールドカップ開催にあたり、本市では、キャンプ地として立候補し、アイルランド代表チームが本市を拠点に予選リーグを戦い、決勝トーナメントへ駒を進めました。残念ながら、スペインにPK戦の末、敗れてしまいましたが、アイルランドの粘りの精神は、日本中の国民に感銘を与えたと思います。
このキャンプ地誘致については、本市でも大変な苦労がありました。当初、イタリアをはじめとする各チームに高い評価をされ、申し込みも頂きましたが、土壇場で他都市に決定され、本市は大変厳しい状況になりました。しかし、鶴岡市長の英断により、なんとかアイルランド代表チームを誘致することができました。
私は、このキャンプ地誘致合戦も、都市間競争の一つであると考えます。今後、さらに地方分権が進むにつれ、この都市間競争も激化されていくと思います。それを勝ち抜くためには、いかに魅力あるまちづくりをしていくかが重要です。
今議会でも本市を魅力あるまちにしていくために考えられる施策の中でも、特に重要だと思われるもの、市民からの要望の強いものを選び、質問させていただきました。
今後も皆様の要望を行政へ積極的に働きかけて参りたいと存じますので、更なるご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
平成14年度第2回千葉市議会定例会は、6月6日に召集され、6月21日に閉会しました。
今議会では、市長提案の議案が15本、議員からの発議が11本、市民からの請願3本、継続審査中のものを含め陳情が3本、追加上程された議案5本を審議いたしました。
例年通り6月議会は議長の改選から始まります。今回は、議長選出に難航しましたが、萩田章議員に引き続き、今回も我が会派から第62代議長に市原弘議員が選出されました。
市原議員は、2度目の就任になります。また、副議長には五月会の斉藤肇議員が選出されました。
その後、各常任委員、議会運営委員、各特別委員、農業委員、監査委員の選任が行われました。
私は今回、保健下水委員、少子高齢化対策特別委員に選任され、少子高齢化特委では副委員長に就任しました。今年度は高齢化対策に絞って調査研究を行って参りたいと存じます。
また、今議会の最大のトピックは、稲葉助役の任期満了、道村収入役、山本代表監査委員の辞任に伴い、新しい助役、収入役、代表監査委員が選任されたことであります。
新助役には、元総務局長の小島一彦氏と元都市局長の林孝二郎氏、新収入役には元企画調整局長の星野忠雄氏、新代表監査委員には元財政局長の小川清氏が選任されました。これによって、鶴岡市長の助役退任以来2年ぶりの三助役体制となりました。特に林助役には、今後の千葉市の行く末を左右する蘇我特定地区整備事業の推進に全力を注いで貰うとのことです。
以下、今議会で可決した議案を簡単に説明します。
63号は海浜病院での医療事故に係る損害賠償金を計上したもので、64号は地方税法の一部改正に伴い、個人市民税の均等割の非課税限度額を引き上げるほか、所要の措置を講じたものであり、いずれも専決処分の承認についてであります。
65号は、地方自治法の一部改正に伴い、関係条例の規定の整備を図るため条例を制定するものです。
66号は、下田青年館等10館を廃館するため、67号は、消防団員等の退職報償金の額を引き上げるため、68号は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、規定の整備を図るため、それぞれ条例の一部を改正するものです。
69〜76号は、それぞれ3億円以上の工事請負契約の締結を承認するものです。
77号は、都市計画道路蘇我町線JR内房線・京葉臨海鉄道線交差部工事について東日本旅客鉄道株式会社および京葉臨海鉄道株式会社に委託するものです。
78号は、千葉市監査委員に議会より高橋薫議員、布施貴良議員の両名を選任するものです。
79〜82号は前述のとおりの人事についての承認するもので、83号は、人権擁護委員の推薦についてです。
慎重審議の結果、追加上程されたものも含め市長提案の議案は、全会一致もしくは賛成多数で20本すべてが可決。
発議については議会運営委員提出の発議12〜15号の4本が可決。
請願はすべて不採択となり、陳情は3本とも閉会中の継続審議となりました。
また、6月17日に市政に関する一般質問を致しましたので、以下に主な内容と答弁を掲載させていただきます。
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子育てのための場所作りを!
●『地域における子育て支援について』
本市では、今年度からエンゼルヘルパーやファミリー・サポート・センターあるいは保育ママ事業など新規保育施策を打ち出したほか、各種事業の執行体制を強化すべく、子ども家庭部を新設するなど、子どもを産み育てやすい環境づくりを推進している。
しかしながら、いかに各種施策を展開しても行政だけでは限界もあるので、今後は、高齢者や子育てを終えたご婦人の方々など、様々な人的資源を活用し、自治会館や商店街などの建物を利用して子どもの居場所づくりに取り組むなど、地域ぐるみ、町ぐるみで子育てをするといった仕掛けについての検討も必要である。
また、少子化の原因には、女性の未婚化や晩婚化のほかに、育児に対する負担感や不安感が挙げられる。
他の都市においても出産や育児の不安や負担感を払拭するため、様々な取り組みがなされている。
そこで、乳幼児を持つ親や妊産婦など、出産や育児に同じ悩みや負担を感ずるもの同士が、気軽に集える場所づくりについてどのように考えているのか。
☆答弁(保健福祉局長)
子育ての不安や育児の負担感が虐待につながるケースもあることから、同じ悩みを持つ子育て中の親同士が、身近な場所で、気軽に集うことのできる場の確保は、大変重要であると考えている。
このため、身近なところで気軽に集うことのできるサロン的な場づくりについては、公民館やコミュニティセンターなどの公共施設の活用や議員ご提案の地域の自治会館あるいは商店街の空き店舗等、地域に存在する様々な資源を利用させていただくことについて、現在、研究を進めている。
このほか、中央第6地区再整備事業の中で、乳幼児から中高生までの児童が自由に集える子育て支援プラザおよび児童センターを整備することとしている。
また、異なる年齢の児童が交流することは、お互いに大変有意義である。
したがってこのような場所においては、利用対象者を特定せず、自由に交流できるスペースの設置について検討したいと考えている。
いずれにしても、市民ぐるみの子育て支援は喫緊の課題と認識しているので、関係部局と十分協議の上、鋭意取り組んで参りたい。
本市の魅力を内外にアピール
●『千葉市の魅力再発見について』
市政の飛躍・発展には、都市基盤の整備が進むとともに、市民一人ひとりの心に、住んでみたいまち、ずっと住み続けたいまちとして、この千葉市が強く印象付けられることが必要と考える。
本市は戦後、急速に発展したことから、杜の都仙台、みなと横浜などのように都市としてのイメージや魅力に欠けていると言われ続けている。
地方分権が進み、自立した都市づくりが求められる今日、サッカーワールドカップのキャンプ地誘致合戦にみられたように、都市間競争がますます激しくなることが予想されており、都市の魅力を積極的にアピールすることが重要である。
このためには訪れてみたい、住んでみたい、そして永く住み続けたいと感じる魅力あふれる都市として、発展していくための施策展開が重要である。
このような中、本市の魅力を高める施策のひとつとして、今年度始めた魅力再発見事業に大きな関心と期待を寄せている。
そこで、魅力再発見事業で取り上げる魅力は、どのような分野で、収集方法はどうするのか。
☆答弁(企画調整局長)
本市の歴史は古く、縄文時代以降の、時代を象徴する史跡が数多く残されている。
また、憩いの場としての貴重な緑、四季折々に見られる風景や水辺があり、景観的な魅力となっている。
このような魅力のほか、優れた技術を持つ人々や後世に伝承すべき文化など、貴重な資源が数多くあり、いずれも本市の貴重な魅力である。
当事業は、このように様々な魅力や資源を改めて調査・発掘・収集し、整理・発信しようとするものである。
具体的には、既存の情報に加え、インターネットや広報誌などにより、市民の身近にある魅力について情報提供を受け、分類・整理した上で本市の魅力として、市内外に発信する。
この魅力再発見事業は、市民が改めて自らの地域を見直すことにより、ふるさと意識を高め、本市に対する誇りを持っていただくこと。それがひいては地域経済の活性化、文化振興などに繋がるものと考えている。
桜木霊園が再整備へ
●『市営桜木霊園について』
桜木霊園は、開設後60余年が経過しており、都市型墓地として老朽化等への対策もあり、市は新五カ年計画での取り組みを表明しているように、新たな対応が必要になってきている。
桜木霊園の再整備事業について、新5ヵ年計画には、『市街地の環境に調和した桜木霊園の再整備を進めます。また、市民の多様な墓地需要や社会情勢等を考慮して、新たな墓地形成について検討します。』とあり、最終年度である平成17年度末で実施設計完了となっているが、2年次目の現在の進捗状況と今後の見通しについて伺う。
排水設備について、利用している市民から、「少しでも雨が降れば水溜りができてしまう」とか「水汲み場の周りがグチャグチャで困っている」といった陳情をよくいただく。
これは、維持管理が悪いといった問題ではなく、霊園開設時に排水対策がしっかりと構築されていなかったことに原因があり、再整備計画の中でしっかりとした対応が必要であると考える。
そこで、このことについて、どのように認識し、どのような対応ができるのか。
☆答弁(保健福祉局長)
桜木霊園再整備事業については、新5か年の主要事業の一つとして認識しているが、新斎場建設事業の進捗状況を踏まえ、検討を進めていく。
なお、本年度は新形態墓地検討会を設置し、今後の墓地等の整備の指針を取りまとめていく。
桜木霊園再整備事業では、墓地本来の機能を有効に活かせるよう整備し、市民に親しまれ憩える場としての機能を併せ持つ大規模霊園として再整備に努める。
基本的整備事項の一つとして排水設備については不可欠と認識しているが、納骨堂の改築、無縁墳墓の整理、レイアウトの見直し、道路および排水設備等の付帯設備の整備など墓地使用者の利便性の向上と周辺住民には良好な地域環境の提供に繋がるように配慮したい。
いずれにしても、桜木霊園の再整備は重要と認識しており、再整備計画の策定に的確に取り組んでいく。
ウォーキングロードの整備を
●『法定外公共物の譲与とその後の利活用について』
譲与後の利活用について、現在、ウォーキングが大変流行っており、私の近所にある坂月川の管理用道路も昼夜を問わず、地域の方々がウォーキングを楽しんでいる。しかし、毎回同じコースを歩くだけでは、飽きてしまい、違うコースを探すにしても安全に歩ける場所が少ないのが現状である。
今後、譲与された法定外公共物の利活用方法として、ウォーキングロードやサイクリングロードなどの整備を含めた総合計画を作っていくべきだと思うが、本市において、法定外公共物の譲与後、どのように利活用していくつもりなのか。また、総合的な計画を作ることについての本市の見解を伺う。
☆答弁(建設局長)
譲与後の利活用について、里道は、地域の生活道路としての活用が図られているので、引き続き地域住民の通行に供する道路としての活用を図って参りたい。
またサイクリング道路等に活用することや総合的な計画の策定については、具体的には住宅地域以外で自然環境に恵まれた里道が考えられる。
これについては、全体的な道路網との整合性や沿道の関係者の道路利用の問題があるので、今後調査研究してまいりたい。
市武道館を川鉄跡地に
●『市武道館について』
現在、本市の公的武道場としては、市武道館、中央コミュニティセンターの柔剣道場があるが、いずれも練習場としての機能は果たすものの、各種大会等を開催できるほどの施設ではない。
特に、市の武道館は、建築後37年を経過し、施設が老朽化している上、規模も敷地も大変小さな施設であり、このモータリゼーション社会において、駐車場も確保できないといったネックもあるため、新しい武道館の建設を望む声が強くなっている。
そこで、現在、市武道館の改築計画はあるのか、また、計画があるとすれば、どのように取り組んでいくのか。また、蘇我臨海部における武道館の建設計画に対し、教育委員会としてどのような考えを持っているのか。
☆答弁(教育長)
千葉市武道館は、竣工後37年を経過していることから、老朽化が進んできている。
武道館の改築については、「千葉市生涯マスタープラン」の中で、広域レベルの施設として位置づけられており、平成17年度までに基本構想の策定が予定されている。
蘇我特定地区の整備計画では、総合スポーツ公園を配置することにしているが、同公園の個々の施設については、段階的に整備することにしている。
武道館につきましても、整備計画を具体化する中で、担当部局と協議して参りたい。