議会レポート(平成14年4月発行)

挨 拶定例会より総括質問質問と答弁戻 るトップ

総括質問(全文)(txtファイル)47.5KB

市議会レポート第12号(PDFファイル)362KB


ちょっと一言〜議員のあり方について〜

 またもや国民の政治への不信感が高まってきております。連日報道されております国会議員の不正疑惑。与党のみならず野党の議員までもが疑惑の対象になっております。
 過日行われました横浜市長選挙では、無所属新人の中田宏氏が初当選しました。これは、与党だけでなく野党も含め、既存政党は信じられないといった市民の気持ちの現れであると思います。昨年も今ごろは無党派熱がピークを迎え、千葉県では堂本知事を誕生させました。しかし、小泉首相の誕生後、熱狂的な高支持率に支えられ、この「政治への不信感」は払拭された感がございましたが、制度そのものは何も変わっておらず、潜在的な「政治への不信感」というものが、国民の皆様の中にはあり、それが現在、こういった形で顕在化してきたのではないでしょうか。今一度、我々政治家は襟を正し、「誰のための政治なのか、何のために政治家になったのか」という基本に立ち返り、自らを律していかねばならないと思います。
 また、それだけではなく、責任のとり方についても考えなければいけないと思います。野党やマスコミ等は、「責任をとる=辞職」と考えている傾向が強いですが、私はそのようには考えません。「辞職」はいつでもできますし、責任逃れのトカゲの尻尾きりのような感じが致します。まずは、自らの主張をしっかりし、「何故そのことが起きたのか」「どうすればそのような問題が起きないのか」ということを徹底的に議論すべきだと思います。とにかく醜い足の引っ張りだけは避けていただき、建設的で健康的な国会運営を期待します。
 それと同時に我々地方議員も、皆様から付託を得て市政に参画させて頂いていることを年頭におき、市民の皆様の政治不信を払拭できますよう、責任を持って市政運営にあたって参りたいと存じます。

平成14年第1回定例会より

 平成14年第1回千葉市議会定例会は2月20日に召集され3月14日に閉会しました。
今議会では、13年度補正予算、14年度当初予算を含む60本の議案と議員からの発議10本、市民からの陳情が1本、そして追加上程された2本の議案の採決が行われました。
 今回可決されました予算の規模は、一般会計で3,444億3,000万、特別会計で3,403億7,800万、合計で6,848億800万となり、前年度の当初予算と比較しますと一般会計で0.5%の増、特別会計で4.6%の増、合計で2.5%の増となり、4年連続のプラス予算となりました。なお、今年度、政令指定都市でプラスの予算編成となったのは、本市と福岡市の2市だけです。
 鶴岡市長は、「不況の原因となっている市民の不安感を払拭するため、市民が安心して暮らせるよう元気のいい予算が組めた」と述べ、「環境問題への対応」「少子化対策」「高齢社会への対応」「地域経済の活性化」「都市再生への取り組み」「情報化の推進」の7分野に重点的に取り組み、新規事業100件・拡充事業32件とかなり意欲的な内容になっております。
 議会では、予算委員会を二つの分科会に分け、3日間慎重審議を致しました。また、予算以外の議案は、各常任委員会に付託され、審議いたしました。
 以下、可決しました議案を簡単に説明致します。
 1号は、13年度一般会計補正予算で、既定予算に109億5,100余万を追加しました。2〜9号の8議案は、いずれも13年度特別会計補正予算です。
 10号は14年度一般会計予算、11〜29号までが特別会計予算となっております。
 30〜54号の25議案は、いずれも条例の制定、一部改正及び廃止についてであります。
 特筆すべき議案は39号で、今年度の国民健康保険において約40億円の収支不足が見込まれることから、保険料率を改定するともに、保険料の基礎賦課限度額を引き上げるための条例改正です。その他の条例議案の説明は省略させていただきます。
 55号は、千葉県市町村総合事務組合の規約の改正に関し協議するためのもので、56号は美浜長作町線函体築造工事について、57号は美浜長作町線擁壁築造工事について、それぞれ契約締結を承認するものです。
 58号は、「蘇我特定地区」における特定公共施設整備事業について都市基盤整備公団が施行することに同意するためのもので、59号は、包括外部監査契約の締結の承認、60号は、市道路線の認定及び廃止についてです。
 尚、追加上程された61・62号は、いずれも人事案件で、千葉市固定資産評価審査委員会委員の選任、人権擁護委員の推薦についてであります。
 すべての議案は、全員一致もしくは賛成多数で可決されました。
 また、発議については、議会運営委員会提出の発議1・2号が賛成全員で可決、民主新政クラブ提出の発議3号、我が会派提出の発議4号が賛成多数で可決、その他の発議はすべて否決されました。
 尚、陳情につきましては、継続審査となりました。
 また、3月12日に行われた予算委員会において総括質問を致しましたので、以下に主な質問内容と答弁を掲載させて頂きます。

総括質問

1 電子市役所の実現について
2 時間外救急診療体制について
3 住宅改修費支援サービスについて
4 幼稚園行政について
5 学校飼育動物について
6 若葉区の諸問題について
 (1)都川総合親水公園(仮称)について
 (2)坂月川の水辺を活かしたビオトープ整備について
 (3)道路の諸問題について

主な質問と答弁

本市HPをポータルサイト化へ
●『電子市役所の実現について』
 本市では平成12年3月に情報化基本計画を策定し、ようやくその実施計画にあたる「千葉市IT化アクションプラン」を今年の1月に発表したところである。
 そこで、このアクションプランを作成するにあたって、もっとも留意した点は何か。 また、このアクションプランをホームページ上で公表しているが、市民からの反応はどうだったか。
 今後、市役所が電子化するにつれ、インターネット上での窓口とされる「ポータルサイト」としての機能に期待が高まっている。
 現在の一般的な自治体のホームページを見ると、ホームページの最初の画面が「○○課」や「△△局」といった部門別のカテゴリーとなっている。もう少し細分化し、「結婚」や「引越し」、「出産」や「入学」など生活のイベントと連動したカテゴリーに分け、そのなかで、どの部門の、どの手続きが必用か、記載されるようにするべきである。
 そこで、今後、本市のホームページもポータルサイト化すべきだと思うが、本市ではどのように考えているのか。
☆答弁(総務部長)
 ITは、単なる道具に過ぎず、それを効果的に導入するためには、IT化を行政改革の推進と新しい都市経営の構築に需要な手段と位置付け、市自らが変革することが重要であると考え、そのためには、全庁にわたる各層からの広範な角度の検討に留意したところである。
 中間報告に対し、市民の方から寄せられた意見については、現在、ホームページで公表しているが、建設的で有益なご意見であり、全般として一定の評価があったのではないかと受け止めている。
 本市のホームページについては、これまでも、検索機能や内容別インデックスの追加など、利用しやすいホームページづくりに努めてきたが、引き続き利用者の視点に立った見直しをして参りたい。
 また市民と市、市民と市民が語り合える場をホームページ上に設置するほか、市政に関する情報だけでなく、生活、文化、コミュニティなど様々な情報を千葉市のホームページから入手できるポータルサイトとしての機能の充実を図っていく。

外科系夜救診の体制づくりを!
●『時間外救急診療体制について』
 外科系の夜救診については、その必要性を認識していながらも、現在まで体制が出来ていないのが現状である。現在、救急告示医療機関において、救急隊より搬送される外科系救急患者を受け入れられているため、なんとなく大きな問題にはならずにきていたが、この救急告示医療機関もいつでも受け入れ可能というわけでなく、救急隊の方々も毎日薄氷を踏む思いだと伺っている。一日も早く外科系の夜間救急診療体制を作るべきである。
 そこで、何故今まで夜間外科系救急医療体制の整備がなされてこなかったのか。現在の検討状況はどのようになっているのか。また、いつ頃を目途に体制作りをするつもりなのか。さらに現在、医師会からも体制案が提示されているが、その案に対する本市の考えを伺う。
☆答弁(保健衛生部長)
 外科系救急医療体制を整備するにあたっては、緊急手術に対応可能な地域の中核的医療機関の確保が必要になり、両市立病院もその役割を担っていかねばならないと考えている。このため、両市立病院再整備において、夜間外科系救急に対応できるよう診療機能の強化を図り、外科系救急の中核的病院として整備する必要がある。
 本市における様々な課題については、千葉市地域保健医療協議会・救急医療対策検討小委員会で鋭意検討を行っている。体制づくりは、市立青葉病院の開院を視野に入れ、実施時期を含めて検討している。医師会からの体制案については、一つの有力なご提案として受け止め、各委員から種々ご意見を頂いている。
 いずれにしても、市民の健康保持のための重要な課題として十分に検討したい。

改修費支援サービスの審査体制が強化
●『住宅改修費支援サービスについて』
 この制度が増加傾向にあることは、昨年12月の第4回の定例会において、事業費1億8,619万6,000円、400件分について補正予算が組まれたことで推察でき、また、市民の方から、住宅改修費支援サービスが申請から許可になるまで、多少時間がかかっていると聞いている。
 そこで、現在の審査体制はどのようになっているのか。また、今後の審査体制について、体制を強化するとともにマニュアル作りをし、迅速な審査を心掛けるようにすべきであると考えるが、当局の考えを伺う。
☆答弁(保健福祉推進部長)
 現在の審査体制については、本年1月より身体機能の状況を確認するための看護師を雇用するとともに審査業務の一部を市住宅供給公社に委託した。
  具体的には、申請があった際、看護師と公社で雇用した建築技師や機会技師が申請者の家庭を訪問調査し、提出されている見積が適切な住宅改修であるかの調査を行うとともに、改修後は完了検査を行う体制をとったところである。
  今後の審査体制の強化とマニュアル作りについては、現体制を1月から始めたばかりなので、その実績を踏まえ、効率的・効果的な審査体制について、マニュアル作りを含めて検討してまいりたい。

公園内に集会所の設置を
●『都川総合親水公園について』
 現在、地元での要望が一番強いのが集会所の整備である。この公園に隣接する大宮親睦会、下和田睦会の2町会には住民が集まる集会所が無く、公園整備と同時に集会所を作って欲しいという要望が上がってきている。また、土地所有者の大半を占める加曽利町内会も集会所が手狭になり、老朽化が進んでいるため、やはり集会所整備の要望があがってきている。
 こで、公園内に集会所等の整備は可能か。また、花島公園で整備しているコミュニティセンターと公園管理センターの複合施設ようなものは可能か。
☆答弁(公園緑地部長)
 都市公園内における集会所などの施設で、自治会などにより利用が特定されるような場合は設置できないこととなっている。
しかし、当公園は、規模が大きいことや雨水調整機能を兼ねていることから、管理施設の設置は必要であると考えており、今後、管理施設の持つ機能や規模などについて検討することとしている。
 コミュニティ機能を持つ施設については、管理施設の検討を踏まえた上で、関係部局と協議してまいりたい。

源町大森町線の早期整備を
●『道路の諸問題について』
 源町大森町線は、みつわ台方面よりJR総武本線原陸橋を経て、新町若松町線までの区間は整備されているが、その延伸先の国道51バイパス号までの貝塚地区が未整備となっている。
 51号バイパスや新町若松町線の整備が進み、千葉方面や四街道方面からの交通量が増加したため、混雑を回避した車が狭い生活道路に入り込み、地域住民の安全確保が急務であり、早期整備を望むものである。
 そこで、源町大森町線貝塚地区の進捗状況はどうなっているのか。完成時期はいつになるのか。また、新町若松町線との交差点の整備はどのようにするか。
☆答弁(公園緑地部長)
 進捗状況は、現在、51号バイパス側から約100メートルの区間(写真参照)は完成している。残りの区間についての用地買収率は84%となっている。
 完成時期は、平成16年度末を予定している。
 また、新町若松町線との交差点整備計画は、若葉区役所方面からの市道を取り込んだ五差路で整備する計画としている。


挨 拶定例会より総括質問質問と答弁戻 るトップ