市議会レポート第7号(PDFファイル)265KB
いよいよ21世紀が到来いたしました。21世紀の幕開けである本年は、わが国とっても新しい時代の幕開けになろうかと予想されます。昨年4月に地方分権一括方が施行され、地方分権が本格的に始動して参りました。国においても、中央官庁が1府12省庁に改編され、行政改革の大きな一歩を歩み始めました。7月に行われる参議院選挙の結果の如何によって、大きく時代が変わっていくものと予想されます。
また本年は、本市にとって市制移行80周年の記念すべき年でもあり、昨年策定された「ちば・ビジョン21」を具体化する新5ヵ年計画のスタートの年度でもあります。さらに今年の6月には新しい市長を決める選挙を控えており、大変重要な年になってきました。バブル崩壊後の低迷した経済状況、高齢化社会での社会保障負担の増加などにより逼迫した財政など、市は様々な問題を抱えております。それらを立て直していくためには、卓越した行政手腕と幅広い見識が必要不可欠です。そういった意味においても、前千葉市助役の鶴岡啓一氏こそ相応しい人物と考え、私の所属会派では、早速推薦することにしました。皆様にも鶴岡氏の政策などに耳を傾けていただき、ご理
解を深めていただきたいと存じます。
21世紀を迎え、私自身、更に皆様のお役に立てるよう決意を新たにするとともに、皆様の益々のご多幸ご健勝を祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせて頂きます。
平成12年第4回千葉市議会定例会は11月30日に召集され12月18日に閉会しました。12月議会では、国の経済対策による国庫補助金の決定等に伴い、本市の平成12年度一般会計及び特別会計を補正する議案が中心になります。今回の議会では、25本の議案と意見書10本、請願3本、陳情1本、継続審査中の請願・陳情が2本、そして追加議案2本の採決が行われました。
今議会の注目のトピックスは、市長が「四街道市」との合併問題について、勉強会の立ち上げ等を前向きに検討していく旨の発言が出たことです。立ち上げ時期や窓口は未定ですが、「四街道市」の名前が出たことで、多少ながらも具体性を帯びて参りました。地方分権が進展するにつれ、行財政基盤の強化や行政サービスの維持向上が必要なってきます。それらの課題を克服するのに市町村合併は有効な手段となってきます。我が市民自由クラブでは、市に先立ち、議員レベルの勉強会を立ち上げました。様々な問題が山積していますが、皆様のご意見を拝聴しつつ、意見交流などを深めていきたいと思います。
議案の簡単な説明は以下の通りです。
議案143号は、平成12年度一般会計補正予算で、総額26億8700余万円を国庫支出金、繰越金、市債等を財源として追加するものです。議案144号〜146号までの3議案はいずれも特別会計の補正予算で、議案144号の母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計については、母子家庭における修学資金等の増額が見込まれることから、貸付金の追加及び地方債の変更を行うものです。議案145号の中央卸売市場事業特別会計については、国の経済対策に伴い、水産物部低温卸売場の新設に係る事業費を追加するとともに、繰越明許費並びに地方債の追加を行うものです。議案146号の下水道事業会計については、国の経済対策に伴い、管渠布設工事費、ポンプ場及び処理場の建設事業費を追加するとともに、債務負担行為の追加並びに企業債の変更を行うものです。
議案147号は、中央省庁等の改革に伴い、関係条例の規定の整備を図るため、条例を制定するものです。議案148号は、新たに中央コミュニティセンターに松波分室を置くものであり、議案149号は、誉田保育所の竣工に伴い、その位置を変更するものであり、議案150号は平成13年度〜15年度の3年間の汚水処理に係る費用と現行の下水道使用料収入などの収支見通しの試算の結果、約15億円の財源不足を生じる見込みから、公共下水道使用料を改定するほか、所要の改定を行うものであり、議案151号は特定家庭用機器再商品化法の施行に伴い、所要の改定を行うものであり、議案152号は廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部改正に伴い、廃棄物処理施設譲受け等に係る許可申請手数料等を定めるものであり、議案153号は、農業集落排水処理施設の使用料を改定するものです。議案154号は、新たに生涯学習センターを設置するため、条例を制定するものです。
議案155号は、新たに中央図書館を設置するものであり、議案156号は、西登戸青年館を廃館するものです。議案157号は、平成13年度の当せん金付証票の販売総額を定めるものであり、議案158号は中田町に若葉区球技場の用地を3億5500万円で取得するものであり、議案159号は、千葉市立柏台小学校大規模改造工事について契約の締結を承認するものです。また追加された議案160〜166号は、人事委員会の勧告に基づき、一般職の職員の給与改定を行うとともに、一般職及び特別職の職員並びに議会議員の期末手当等の支給割合を引き下げるほか、所要の改正を行うため、一般会計及び特別会計の予算の補正をし、議案167号で条例の一部を改正しようとするものです。
補正予算とその他の議案に関しましては、従来通り常任委員会に付託され、各所管ごとに審議されました。今回のすべての議案は全員一致もしくは賛成多数で決議されました。
最終原案がまとまりましたのでご報告します。目標及び副題は、「ちば・ビジョン21」と同じく「やすらぎをはぐくみ未来を支える都市づくり」となり、健康・福祉、緑や自然・環境、快適・安全といった市民生活の質的充実を図る事業や、都市基盤等のハード面の整備や子供たちの健全育成のための事業を優先的・重点的に計画に盛り込むよう努めました。愛称は「ふれあい・躍動・新世紀プラン」になり、計画事業費の総額は、第6次5か年計画の期間調整後の計画事業費を若干下回る約6300億円となります。計画の推進にあたっては、今後の社会経済情勢を踏まえ、適宜計画事業の見直しを行うとともに、新たな行政ニーズに対応する事業については、積極的に取り組むなど、計画の効率的かつ弾力的な運用に努めることと致しました。引き続き市政に対するご理解・ご協力の程お願い申し上げます。