○7番(小川智之君) 市民自由クラブの小川智之でございます。6月の第2回定例議会に引き続きまして,トップの一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨年の第3回定例議会中には,9.11米国同時多発テロ事件という歴史的な事件がございましたが,今議会中におきましても去る9月17日に初の日朝首脳会談が行われるという歴史的な出来事がございました。この快挙がございましたけれども,それと同時に拉致された日本人照会者11名のうち生存が確認されたのが4名,亡くなった方が6名という,我々日本人にとって非常にショッキングなニュースが入ってきました。さらに,3人が拉致され,うち2人が既に亡くなっているということが明らかになっております。この場をかりまして,被害者皆様の御冥福をお祈りするとともに,関係者の皆様に心からお悔やみ申し上げる次第です。現在,調査団が平壌に派遣されておりますが,安否情報などの真偽の確認,真相の徹底究明を図り,少しでも関係者の方々の気持ちを和らげられるよう心から望むものであります。  一方で,外交的な観点から見ればこの日朝首脳会談は成功だったと思います。今まで一切進展しなかった拉致問題も,北朝鮮側がこれだけの事実をはっきりさせてきたということは,北朝鮮の国内状況がそれだけ逼迫したものであるということの証明であろうと思われます。また,北朝鮮の崩壊を防ぎながらどのように国際社会に組み込んでいくかは,今後の日本の交渉にかかってくると思っております。これらの状況を冷静に分析し,10月中に再開予定の日朝国交正常化交渉においても優位に話を進めてもらいたいと願うものです。さらに,これによって国際政治上においても日本は朝鮮半島をめぐる経済協力,安全保障の窓口的な国となり,国際社会での発言力も増してくるものと思われますので,今後の交渉につきましては注視して見守るとともに,大いに期待をいたしております。  また,本市においても,今議会中には歴史的な出来事がございました。去る9月17日には四街道市が,26日には大網白里町が本市に対し法定合併協議会設置を議会へ付議するかどうかの意見照会を行いました。このこと自身はそれほど大きな出来事ではございませんが,実際に合併することになればこれはまさに本市の新たな歴史の第一歩になると思います。四街道市については,鶴岡市長は議会に付議する意向を表明いたしましたが,大網白里町についてはまだ意向を表明しておりません。私の個人的な意見を言わせてもらえば,大網白里町についても議会へ付議すべきだと思います。最終的に相手方でまとまらなかったとしても,受け入れ側としての門戸は常に開放していくべきだと思います。  合併は本市にとってメリットがないという話をよく聞きますが,合併のメリットとして総務省では七つほど挙げております。簡単に言えば,行政の効率化,行財政能力の強化ということが挙げられます。しかし,本市は既に市域も広く人口も90万と十分にあるため,恐らく合併による効果はすぐには上がらないのではないかと思います。しかし,一方で,10年,20年後という長いスパンで物事を考えれば,行政の効率化,行財政能力の強化による恩恵は見えないところで必ず受けてくるものと確信しております。さらに,そのようなメリット,デメリットにとらわれることなく,近隣市町村が困っていれば手を差し伸べることが県都として,また政令指定都市として千葉市の大きな役目であると言え,本市のイメージアップにつながると思います。  21世紀はまさに地方の時代であります。地方に権限が移譲されるにつれ,自治体の行財政能力の強化は避けて通れません。さらに地方分権が進めば都市間競争も激化していきます。その都市間競争を勝ち抜くには合併という手法を取り入れ,行財政能力の強化を図るとともに,本市を住みたい町,住み続けていきたい町にしていく魅力ある町づくりをしていくべきであります。  今回もそのような視点に基づき,前置きが大変長くなりましたが,通告に従い一般質問を行いたいと思います。  まず初めに,本市の魅力あるまちづくりについてのうち,魅力再発見事業についてお伺いいたします。  さきの6月議会では,この魅力再発見事業について,この事業内容や情報の収集方法,収集した情報の活用についてお聞きし,千葉市の都市イメージとなる景観的な魅力のほか,すぐれた技術を持つ人々や後世に伝承すべき文化など本市の貴重な魅力を既存の情報に加え,インターネットや広報紙などを活用することにより千葉市の魅力を市内外へ発信する事業であると御答弁をいただきました。この魅力再発見事業は,御答弁にもあったとおり,ふるさと意識の高揚,地域経済の活性化,文化振興などにつながるものと私自身も思っております。  そこで,今回はさらに具体的にこの魅力再発見事業についてお伺いしたいと存じます。  現在,全国各都市で魅力ある町づくりを推進していくため,この魅力再発見事業に似た町資源の情報収集事業を行っており,また,従来行われてきたものとは異なる新しい手法で取り組んでいる自治体が多くなってきております。札幌では,インターネット動画配信を利用した「さっぽろいい人・いい店・いい話」という事業を実験的に行うと伺っております。仙台市では,インターネットを活用し,市内の観光スポットや隠れた名所,さらには文化,人物,景観などを幅広く集めた情報をもとにデータベースを構築し,市民に公開していく事業を現在検討中であると伺っております。和歌山市では,シティープロモーション推進室を設け,市内外からのアンケートをとり,そのデータをもとに市内外への情報発信をしていこうとしております。ほかにもさまざまな例がございますが,今挙げた中でも,特に仙台市の事業が最も本市の事業に近似しており,参考にする点が多くございますので,簡単に紹介したいと存じます。  仙台市では,今までも各種事業において歴史,自然,文化,風習,人などのさまざまな町資源の発掘や再発見の作業が行われてきましたが,今回は仙台開府四百年を契機として今までの成果を踏まえながら新たに仙台まち資源発見事業と位置づけ,町資源情報を収集,分類,整理するとともに,GIS等の手法を用いてデータベース化し,内外への情報発信を図ろうとするものです。市民,企業,民間非営利団体などが,史跡,施設,祭り,行事などのお勧め情報をネット経由で登録し,利用者がホームページ上で自由に検索,閲覧できるというシステムにするとのことです。さらに,使いやすいシステムを構築するためにシンポジウムを開催したり,庁内検討会を公表するなど,市民の意見を広く募る工夫をし,この秋から試験運用に入ると伺っております。  本市においても,インターネットを活用し,情報収集し,発信すると伺っており,多くの市民の声を反映させ幅広い情報が集積できるものと大変期待を寄せております。  そこで,まず現在までの進捗状況と今後のスケジュールについてお伺いいたします。  この魅力再発見事業は,政令市移行10周年記念事業として平成14年度単年度事業となっているものと伺っております。しかしながら,情報というものは常に新しいものを更新していかなければ生きた情報にはなりません。また,市民が改めてみずからの地域を見直すことによりふるさと意識を高めるための事業であるならば,常に市民が参加できるような形にするべきであります。  そこで,この魅力再発見事業を継続事業としていくべきであると考えますが,本市の御見解をお伺いいたします。  次に,運営方法についてお伺いいたします。  ホームページを運営していく上で一番大変なのが管理者の選定であると考えます。寄せられた情報の真偽の確認,不適切な情報の精査,データの保護,サーバーの危機管理等,管理者の資質は知識が豊富であることはさることながら,倫理的なものを含めて非常に条件が厳しいものと思います。また,登録された情報がおもしろい形で,また関心の上がるような形でPRするような,いわばガイドのような役割を果たすのも管理者の仕事と言えます。さらに,行政のみが管理主体になりますとさまざまな制約を受けることも予想されます。  そこで,行政と大学,民間団体,市民団体,NPOなどが入った運営委員会的なものを立ち上げ,その中で最適な人を管理者として選任あるいは委託していくべきであると考えますが,運営方法,管理者の選定について本市の見解をお伺いいたします。  次に,フィルムコミッションについてお伺いいたします。  フィルムコミッションとは,一言で言えば映画やCMなどのロケーション撮影を円滑に進めるための非営利組織で,現在欧米を中心に世界31カ国に約300の団体が組織されております。それらの多くが自治体等に組織されており,国内ばかりでなく国際的なロケーション誘致支援活動の窓口として地域の経済,観光振興に大きな効果を上げています。特に,アメリカでは180にも上るフィルムコミッションが設立されており,映像産業の興隆と地域社会の発展に寄与しております。主な活動内容としては,まず映像制作・ロケ撮影の誘致が挙げられます。その地域がいかに映像制作やロケに適しているかをPRするパンフレットを作成,配布したり,映像のデータベースを作成してホームページ上で公開したりするなどによって,映像制作・ロケ撮影を誘致いたします。次に,誘致した映像制作・ロケ撮影に対する窓口となり警察,消防の許可取得,宿泊施設のあっせんや関連業者の紹介などを一括して行うといったワンストップサービスの提供を行います。  このフィルムコミッション設立のメリットとしては,まずロケ撮影を行う際に多数のロケスタッフが一定期間その地に滞在することになるため,スタッフの宿泊や飲食に伴って金銭が落ちるといった直接的な経済効果が挙げられます。アメリカのメジャー系の映画に至っては,映画一本誘致するだけで数億円の直接費用が地元に落ちると言われております。二つ目のメリットとしては,国内外に地元をアピールすることによって知名度,イメージが向上し,撮影場所が新たな観光名所になることで,観光客の増加,交流による地域の活性化が図られるといった間接的経済効果が挙げられます。さらなるメリットとしましては,地元で映画の撮影が頻繁に行われるようになることに伴って,映像関連産業の集積が期待されることが挙げられます。  しかしながら,我が国では少なくとも3年前にはこのフィルムコミッションは存在していなかったために,映画制作関係者から,ロケ撮影は道路使用許可の取得が困難だったり,公共施設の撮影に対する規制が存在するなど多くの問題点が指摘されていました。また,こうした撮影環境が悪いことから50年余り米国メジャー系の映画撮影が1本も行われておりませんでした。  そこで,この状況を憂える映画マスコミ関係者が中心となって,平成12年2月,民間による任意のフィルムコミッション設立研究会が設立され,同年9月にはフィルムコミッション設立推進全国シンポジウムを,11月には東京国際映画祭にタイミングを合わせ国際シンポジウムを開催して,日本のフィルムコミッション設立運動の状況を世界に発信するなど,フィルムコミッション設立の機運を盛り上げてきました。この動きは,発足当初からマスコミに大きく取り上げられ,予想をはるかに上回る速さで各県・市などの地方自治体の間に地方フィルムコミッション設立の動きが広まり,まず大阪で大阪ロケーションサービス協議会が発足し,続いて神戸,北九州,横浜でフィルムコミッションが設立され,現在までに28ものフィルムコミッションが設立されてきております。日本の映像関連産業はほとんどが東京にあるため,東京や横浜のフィルムコミッションへの依頼が多く対応に追われている状況であり,両フィルムコミッションから千葉でのフィルムコミッション立ち上げが望まれております。また,既に千葉県内においては数多くのロケ実績があり,映像制作者側からも設立要望も強くなってきております。  そこで,以下3点お伺いいたします。  1点目は,このフィルムコミッションに対する本市の現状と認識及び今後の取り組みについてお伺いいたします。  2点目は,県においてもこの10月にフィルムコミッションの設立準備を進めていると伺っておりますが,県が進めているフィルムコミッションと本市のかかわりはどうなっているのかお伺いいたします。  3点目は,民間NPO法人が積極的にフィルムコミッションに取り組む用意があることも聞き及んでおりますが,この動きに対し本市としてどのような対応をとることができるかお伺いいたします。  次に,中心市街地活性化にフットサル場などの導入についてお伺いいたします。  日本じゅうを興奮のるつぼに巻き込んだサッカーのワールドカップが終わって2カ月余りがたちましたが,現在その余波を受けサッカーの弟分とも言える5人制のフットサルの人気が急上昇しております。特に,20代から30代を中心に手軽にできるスポーツとしてフットサルの愛好者がふえてきております。平成12年第3回定例会決算審査特別委員会の総括質問の中でもこのフットサルについて質問させていただきました。本市においても,スポーツ財団主催でフットサルと同様のルールでミニサッカー大会を開催したり,既存の施設の活用や今後の球技場整備計画の中で検討いただくなど,積極的に取り組んでいただいていることと存じております。  しかしながら,やはり今でもフットサル愛好者の中では場所の確保が困難であるというのが現状です。都内には民営フットサル施設が約30カ所あるそうですが,その一つである世田谷にあるフットサルクラブ東京では,7月から平日の昼間以外あきはなくなっているそうです。また,銀座にある銀座deフットサルでは,土日の夜だけの営業ですが予約可能な2カ月先までの予約が埋まっているそうです。その他,専用施設でも非常に利用率が高く予約も取りにくくなっております。本市においても,寒川の千葉フットサルガーデンや園生のミズノフットサルプラザ稲毛がほぼ毎日予約が入っており,非常に高い人気を博しております。この予約の内容を見ますと,やはり夕方からと休日の利用率が高くなっており,利用者のほとんどが社会人であることがうかがえます。ですから,利用者のニーズとしては,フットサル場が利用者の集まりやすい場所にあり,かつ終わった後に打ち上げができるような場所が望まれているわけです。このようなニーズにこたえるためには中心市街地にフットサル場を設けるのが理想的であります。  そこで,中心市街地にフットサル場に適した土地があれば積極的に整備検討していくべきだと思いますが,本市の見解をお伺いいたします。  また,中心市街地にフットサル場に限らず人が集まるような施設を設けることによって町の活性化につながると思いますが,本市の見解をお伺いいたします。  次に,電子市役所についてのうち,ITサポートセンターについてお伺いいたします。  本市においてIT講習を平成13年度は国のIT講習推進特例交付金事業を活用し,今年度からは市の単独事業として行ってきており,現在まで延べ約3万1,500人の市民がIT基礎技能を習得してまいりました。これにより,市民の情報リテラシーの向上やデジタルデバイドの解消などに向けて大きな効果をもたらしていると高く評価をいたしております。しかし,どうしても時間的な制約でIT講習が受けられない人や,せっかくIT講習を受講したにもかかわらず,ふだんから使う機会が少ないため身につけた技術が衰えてしまうなど,IT講習から先の課題は,まだまだ残っているのが現状です。また,ふだんパソコンを使っている方でもちょっとしたアドバイスが欲しいということがよくあり,私も相談をよく受けることが多くなっています。  これらの課題は全国でも大変多く,総務省が出したことしの情報通信白書にも今後の課題として認識しており,その課題に対応するためそれぞれの自治体ではさまざまな取り組みを行っております。静岡市では,市民が好きな時間にパソコンについてのアドバイスを受けられるITサポートセンターを開設しました。IT講習会でちょっとしたアドバイスを求める声が多かったことから図書館,公民館など7カ所に複数台のパソコンを配備して,その施設の開館時間内であればいつでも使えるようにしたとのことです。アドバイザーは民間事業者から派遣されております。また,富山県福光町では,町内11カ所の公民館に配備したパソコンからテレビ電話形式でIT相談を受けるようにいたしました。IT講習会など足を運ばなくても相談できるのが特徴で,各パソコンは相談に応じる専門職員が画面などを遠隔操作できるようになっており,テレビ電話形式でやりとりしながら操作法を指導しております。  そこで,本市においてもIT講習修了者が今後みずからIT実践を行う場合におけるヘルプデスク機能等を確保するため,既にIT環境を整備されている公民館や図書館等の社会教育施設をITサポートセンターとして活用していくべきだと思いますが,当局の御見解をお伺いいたします。  また,ITサポートセンターを運営していく上で,IT実践をサポートする指導者を確保する必要がありますが,その指導者にはNPOやボランティアを活用すべきだと思います。そこで,本市のITアクションプランにも,ITボランティアの育成がうたわれておりますが,どのように育成確保していくつもりなのかお伺いいたします。  次に,情報セキュリティーポリシーについてお伺いいたします。  今やほとんどの自治体でウイルス対策ソフトやファイアウオールを設置して,セキュリティーを確保していることは当たり前になってきております。しかし,セキュリティー対策を行うには,それぞれの対策をばらばらに行うのではなく一定のルールに基づいて行う必要があります。このルールがセキュリティーポリシーと呼ばれるものです。具体的には,セキュリティーに関する庁内意識の統一,セキュリティー対策ソフトの実行や管理の基準の設定,運用などです。これにより,対策の漏れや行き当たりばったりの対応が軽減され,より安全な環境が実現できるようになります。  かつて多くのパソコンを使用していなかったころには,情報システム及び当該システムに記録された情報へのアクセス制御を行うことで,基本的に情報セキュリティー対策を一元的に行うことが可能でありましたが,ITの進展や電子市役所に向けた取り組みなどにより情報を取り巻く環境が大きく変化していった結果,これまでの文書管理体制及び情報システムの物理的,技術的な安全対策だけでは,高度にネットワーク化した情報システムに対し,十分な情報セキュリティーが確保できない状況になってきております。また,自治体の情報資産は,職員の認識不足や外部からの不正アクセスなどによるものだけでなく,内部犯行という大きな脅威にもさらされております。特に,日本人は内部犯行に関して意識が低く,まさか内部の人間がそのようなことをするはずがないなどと思いがちでありますが,実際社会問題となっております情報漏えい事件が内部犯行によるものである場合も少なくございません。  これらの情報セキュリティーの確保のためには,これらの情報システムの利用者の情報セキュリティーに対する意識向上はもちろんのこと,これらの情報に関して利用者個人の裁量でその扱いが判断されることのないよう組織として意識統一され,明文化された文書である情報セキュリティーポリシーを策定することが必要になってきます。情報セキュリティーポリシーを整備し,物理的な入退室管理や適切なアクセス制御を実施し,またユーザーのセキュリティー意識レベルを上げることで内部犯行を未然に防げる可能性は飛躍的に高くなります。他の政令市においても既に京都,大阪,仙台,川崎においてこのセキュリティーポリシーを策定したと伺っております。本市においても,平成7年に個人情報保護条例を施行し,市民の個人情報を守るとともに,平成9年に電子計算機処理データ保護管理事務の手引きを策定し,情報セキュリティー対策を講じてきたところでありますが,現在の市を取り巻く行政環境は大きく変化しており,新たな情報セキュリティーポリシーを策定する必要があると考えます。  そこで,本市においてこのセキュリティーポリシーを導入する予定があるのか。また,8月に住基ネット稼働にあわせて策定されたセキュリティ対策要綱との関連はどうなっているのかお伺いいたします。  次に,ポータルサイト化,コミュニティーサイト化についてお伺いいたします。  このポータルサイト化については,さきの3月議会で質問させていただきましたが,今回は少し具体的な例を挙げながらもう一歩踏み込んだ質問をいたしたいと存じます。  神奈川県大和市のインターネットを活用した市民参加の取り組みは早く,インターネット草創期とも言える95年に都市計画のマスタープランをホームページ上で公開し,電子メールで意見を寄せてもらう全国初の取り組みを試みました。インターネットの双方向性に着目し,市民の意見を聞く一手法として導入したのであります。また,平成12年1月1日から,インターネットの双方向性を活用していつでもどこからでもさまざまなテーマで開かれている意見交換の場,コミュニティーに参加できるようにした電子情報交流システム,どこでもコミュニティー,通称「どこコミ」を市のホームページ欄に開設しました。このどこコミの閲覧は自由になっており,発言をするには参加登録が必要になってきます。参加登録者数は,ことし5月現在で市民約1,300人,市職員約1,400人となっております。コミュニティーには市政への質問や反論,苦情などが寄せられ,職員はこれらの発言に積極的に対応しており,市民と行政間の友好なコミュニティーツールとなっており,インターネットの双方向性を活用した市と市民のコミュニケーション,市民参加の手法として非常にすぐれているものと高く評価しております。また,ヤフーやエキサイトなどのポータルサイトにも必ず会員相互の交流を図るコミュニティーサイトがあり,本市のホームページも今後ポータルサイト化を図っていくためにもこのようなコミュニティーサイト化が必要であると考えます。  そこで,本市のホームページのポータルサイト化への取組状況はどうなっているのか。また,このようなコミュニティーサイトについて当局の御見解をお伺いいたします。  次に,市政だよりのバナー広告導入についてお伺いいたします。  バナー広告とは,インターネットのホームページ上にあらわれる横長の広告のことで,広告主のサイトにリンクする手法でインターネットの広告としては最も広く用いられる手法です。バナーそのものの語源は,旗とか横断幕といった意味になります。今回の質問では,このバナー広告という言葉をインターネット上のものだけに限らず,一般的な広告スペースとして話を進めていきたいと思います。  首都圏の自治体で広報紙などに民間企業の広告を掲載する動きが広がってきております。ホームページ上にバナー広告を掲載したり,公立施設での広告看板設置を検討する動きも出てきております。東京都豊島区では,この7月から区のホームページに民間バナー広告を掲載しております。現在五つのバナー広告が掲載されており,バナーをクリックすると企業の詳細な広告情報にジャンプします。また,松戸市では,民間企業の広告を活用して,町中の地域案内板の整備を進めていると伺っております。設置経費をその広告収入で全額賄うそうです。東京都の研究会では,5月に都道下部の地下道や都立動物園などの有料施設で企業広告の解禁を提言したと伺っております。こういった自治体の広告事業は,都バスの広告車の導入により注目されるようになりました。現在,本市においても,千葉都市モノレールにおいて車体ラッピング広告を施し,新たな収入源にしていることは御存じのとおりであります。このように,歳入増加が見込めない中で商業広告を活用することによる歳入増も一つの方法として検討する時期に来ているのではないでしょうか。  そこで,本市の市政だよりにも商業広告を掲載し,広告収入を得ることによって多少なりとも歳入増加を図るべきだと思いますが,当局の見解をお伺いいたします。  また,他の政令市におきましても既に市の広報紙に商業広告を導入しているところが幾つかあると伺っておりますが,どのような形で行っているのか,現状や課題についてお伺いいたします。  次に,樹木の腐朽菌対策についてお伺いいたします。  ことし7月の台風の際に,千城台北公園で倒木がありました。幸い大きな被害になりませんでしたが,かなり幹がしっかりした木で,まさかこの木が倒れるとはだれも予想しなかったそうです。この倒木の原因が腐朽菌によるものだと伺っております。木材を腐らせる菌の種類には多数ありますが,木材を完全に破壊し,建物の強度低下の原因となるものは木材腐朽菌と呼ばれるキノコのたぐいです。腐朽菌は,健全木には侵入せず,剪定作業で傷がついたり,自動車,動物,自然災害によって樹皮に傷がつきますとその傷口から簡単に侵入します。そして,10年から20年かけて徐々に樹木をむしばんでいくので,見た目はしっかりした木でも腐朽菌にむしばまれている樹木は意外と多いのです。  昨年,つくば研究学園都市のシンボル,日本の道百選に選ばれたつくば市の街路樹が伐採されました。腐朽菌の影響で根元が腐り,台風などの強風で倒れれば交通事故などのおそれもあるというのが理由であります。実際に,昨年7月の台風3号で倒れ,道路をふさいだ前例もあり,本格的な台風シーズンを前に街路樹を伐採したそうです。本市も,緑あふれる都市づくりを進めているため多くの樹木が市内各地に植えられており,本市においてもこのような被害が起こる可能性はあるので,何らかの予防措置を講じる必要があるものと考えます。  そこで,今後の腐朽菌対策において,市内すべての樹木のチェックは物理的,財政的にも不可能ではありますが,調査基準を決め,例えば植栽されてから30年以上の樹木を対象として長期にわたり継続的に調査し,危険と判断された樹木は伐採処理をしていくべきだと思いますが,当局の見解をお伺いいたします。  また,ことし3月に埼玉県久喜市では,久喜市街路樹等の管理及び選定に関する条例が可決されました。この条例は,全国発の街路樹の管理に関する条例で,樹木の選定から管理までの市の責務などを明らかにし,樹木の選定に沿線住民の意見や環境保全の視点を加え,街路樹等を適正に管理,選定等を行い,環境の保全及び創造に寄与することを目的としております。本市においても,今後の樹木の管理について,この腐朽菌の調査基準を盛り込んだ明確な基準づくりをしていくべきだと思いますが,当局の見解をお伺いいたします。  次に,若葉区の諸問題のうち,御茶屋御殿についてお伺いいたします。  若葉区御殿町に存在する千葉御茶屋御殿は,江戸時代の初期に徳川家康が東金方面でのタカ狩りのために東金と船橋の間に休憩,宿泊用につくられたものです。徳川氏は,三河から関東に移り,領地を治めるために将軍家の休憩,宿泊の施設として江戸を中心に御茶屋や御殿を造営しました。御殿は,使用されなくなった後も遺跡として近世を通じて保存,伝承されてきましたが,その多くが近代になると土地開発により消滅しました。その中でも,本市の御殿跡は関東地方において堀や土塁を残す唯一の御殿で,近世御殿を理解する上で貴重な遺跡として知られ,また御殿町の町名の発祥の地として地域にとっても由緒ある遺跡であります。私を含め市民はこうした遺跡があることを誇りに思うとともに,興味と関心を持っております。  一方,市がこの貴重な遺跡を保存,活用するために,これまでに用地2.6ヘクタールを確保し,発掘調査を実施され,多くの建物跡の存在を明らかにしたことについては高く評価をいたしております。また,遺跡を保存,活用するために,5か年計画の中で御殿跡内部の復元保存の検討,資料館の建設に伴う実施設計,駐車場等の整備計画が位置づけられております。しかしながら,バブル経済崩壊後の長引く経済の低迷などにより,御茶屋御殿跡の復元整備推進を取り巻く社会経済的環境は大きく変化して大変厳しい状況ではないかと察します。  そこで,このような今日的状況を踏まえながら,御茶屋御殿の整備を検討されていると思いますが,今後の整備計画についてどのように考えているのかお伺いいたします。  さらに,御殿跡を単に整備するだけでなく,資料館の建設や古民家の移築保存を行い,市民の学習の場,憩いの場としての整備を図れば,市民の活用の幅が広がり,遺跡整備にさらに付加価値が高められると思いますが,本市の御見解をお伺いいたします。  最後に,道路問題についてお伺いいたします。  私の住む若葉区は,みつわ台団地から千城台団地に至る都市化された地域と緑豊かな自然に恵まれた農村部とがはっきりと分かれているため,私は都市と農村との交流を通じて地域の活性を図っていかなければならないと考えております。また,都市と農村をつなぐ道路は人々が行き交うのみでなく,農産品の搬出路としても大変重要な役割を担っているものと思っています。しかしながら,若葉区は地域の交流に欠かせない道路は依然不十分であり,安心して散策できる歩道や地域住民との交流促進となる生活幹線道路の整備を急ぐべきであると痛感しております。  県道浜野四街道長沼線は,中央区浜野町から四街道市を経由し,稲毛区の長沼町に至る主要地方道であり,放射状に延びる国道126号を初め,51号や16号をつなぐ千葉都心を取り巻く最も外側の環状道路として地域の社会,経済の活性化に貢献する道路であります。また,都心部に不要な通過交通を排除するため,都心に集中する交通を適切に分散誘導し,かつ地域住民の日常生活道路としての県道浜野四街道長沼線を宮田交差点から四街道市吉岡までの区間について整備推進していることは,若葉区の農村地域の活性化と交流促進に寄与するものとして大変意義のあることと評価いたしております。  しかしながら,宮田交差点からおゆみ野方面や蘇我副都心方面につながる浜野四街道長沼線は幅員が狭く,大型車の通行が危険なカーブがあるなど,未整備な道路となっております。この区間の道路は,緑区や中央区民が若葉区の農村との新たな交流を促進するため大変重要な道路となっておると思います。そのため,宮田交差点から若葉区佐和町周辺の道路整備を早期着手していただきたいと切に願っております。中でも,国道126号と県道浜野四街道長沼線とが交差する宮田交差点は県道が国道にクランク状に接続しており,しかも国道との取りつけが東金方面に鋭角で,かつ勾配が急なため大型車がうまく曲がれない状況であります。このような状況から,朝夕の通勤時間帯は宮田交差点を先頭に交通渋滞が発生し,慢性化しております。  そこで,県道浜野四街道長沼線の改良について,2点お伺いいたします。  1点目は,宮田交差点の改善計画についてお伺いいたします。  2点目は,宮田交差点から鎌取方面への道路改良計画についてお伺いいたします。  次に,県道浜野四街道長沼線バイパス事業と御殿町3号線整備事業計画についてお伺いいたします。  市道御殿町3号線は,通称御成街道と呼ばれ,御茶屋御殿跡地周辺の歴史の道づくりとして県道千葉川上八街線から若葉区中田町の県道浜野四街道長沼線までの延長約2キロが事業中であります。御成街道のこの区間は,各種団体や企業のレクリエーションゾーンがあり,スポーツ施設が数多く整備されております。また,県道浜野四街道長沼線は,都心を取り巻く環状道路の機能を持った大変重要な道路であることは先ほど述べたとおりであります。しかし,更科地区で大きなカーブが連続しており,また大井戸地区では必要十分な幅員が確保されていないため交通に支障を来しており,その問題解決のためにそれぞれの地区においてバイパス道路が整備中であります。また,市道御殿町3号線も御殿町地内までは整備済みでありますが,中田町地内が未整備となっており,早期の完成が望まれております。  そこで,両事業の進捗状況と整備完了予定についてお伺いいたします。  次に,川崎十字路の交差点改良についてお尋ねいたします。  県道浜野四街道長沼線と県道千葉川上八街線とが交差する川崎十字路は,朝夕の通勤時間帯に交通渋滞が著しく,地域住民の日常生活に支障を来しております。近年,特に県道千葉川上八街線の八街方面から四街道市方面に右折する車が多くなってきており,右折レーンのないこの交差点が渋滞している大きな原因となっております。我が会派では,以前から川崎十字路の交差点改良について要望してまいりました。その結果,現在交差点改良に向けて用地買収に着手したと伺っております。ぜひとも一日も早く完成していただきたく地域住民ともども思っておりますので,より一層の努力を期待しております。  そこで,川崎十字路の交差点改良事業の全体計画と進捗状況についてお伺いいたします。  最後に,県道千葉川上八街線整備についてお伺いいたします。  若葉土木事務所が本年4月に開所され,若葉区内の道路管理の所管がより一層明確となり,市民にとってもわかりやすい体制になったと感じております。若葉土木事務所では申請や要望などで数多くの市民が来所されていることと思いますが,土木事務所に向かう県道千葉川上八街線は歩道が整備されておらず,自転車,歩行者の通行が大変危険な状況になっております。  一方,県道千葉川上八街線の金親町地先には,政令指定都市移行以前に千葉県が買収した道路用地があり,現在まで未整備の状態になっております。  そこで,この買収済み用地の早期活用について,また,大草町の千城台方面と八街方面に分かれる交差点から御成街道交差点までの歩道整備についてどのように考えているのか,あわせてお伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。執行部の皆様の明確な答弁をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(市原 弘君) 答弁願います。企画調整局長。 ○企画調整局長(三上都紘君) 魅力再発見事業についてお答えをいたします。  まず,進捗状況とスケジュールについてです。  本市の魅力を発掘し,情報発信していくことにより,都市イメージを高めることは大切な施策テーマでありますから,歴史,文化,景観,人物など有形無形の魅力を調査するため,魅力再発見検討委員会を庁内に設置いたしまして,若手職員のワーキングで収集テーマの設定や市民が利用しやすい情報の発信方法,情報の取り扱いなどを中心に検討を深めております。今後,本市がストックしております情報を発信するほか,市民からもさまざまな魅力情報の提供を受けまして,仮称でございますけれども,千葉市の魅力百選としてホームページを年内にも立ち上げたいと考えております。  次に,事業の運営方法等ですが,議員御指摘のとおり,常に情報の追加,更新,モニタリング等を行う必要がありますので,データを検証するとともに配信,保護などの危機管理等を含む運用が円滑に行える仕組みづくりの必要性は認識しております。札幌市や仙台市での先進事例を参考にいたしまして,組織づくりと継続的な取り組みも検討したいと考えております。  以上です。 ○議長(市原 弘君) 経済農政局長。 ○経済農政局長(田村多一郎君) 本市の魅力あるまちづくりについての御質問のうち,所管についてお答えをいたします。  まず,フィルムコミッションについてであります。  千葉市の魅力を広く情報発信する効果の大きい映画やテレビ,コマーシャル等の撮影を誘致しまして,本市の知名度やイメージの向上を図りますとともに,産業の柱としての観光振興に大きな意義を有するものと考えておりまして,以前から千葉ポートタワーや幕張メッセなどにおきまして撮影等の協力を行ってまいりました。  また,千葉県では,この10月下旬にちば国際コンベンションビューロー内に千葉県フィルムコミッションを立ち上げ,全県を対象に活動を開始いたします。本市におきましてもこれに参画をいたしまして,十分連携をとりながら撮影協力のできる施設の発掘や情報の収集,提供をするなど積極的に協力してまいります。今後,既にフィルムコミッションを設立している団体の活動状況等の状況を把握しながらロケ隊の誘致,支援をしてまいります。  また,NPO法人等の対応につきましては,撮影隊の誘致には行政の持つ撮影地情報だけではなく,民間の持つ情報も欠かせないものが数多くあります。フィルムコミッションに積極的に取り組むNPO法人とは連携をとりながらロケ活動を支援してまいりたいと考えております。  次に,中心市街地の活性化についてでございます。  中心市街地の活性化には人の集まる施設の設置が有効であると考えております。現在,中央第六地区再整備事業におきましても,この点を踏まえて計画を進めているところであります。  また,民間におきましても,映画館が集中立地することで集客効果を高めたり,仕事帰りの方々がフィットネスジムに立ち寄るなどの事例もございますので,今後,中心市街地まちづくり協議会等を通じまして集客施設の立地等を協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(市原 弘君) 教育長。 ○教育長(飯森幸弘君) 本市の魅力あるまちづくりについて,中心市街地活性化について,フットサル場などの導入についての御質問のうち,所管の事項にお答えいたします。  本市のフットサルは,開放された学校施設や既存のスポーツ施設を活用して行われております。特に,学校施設では222団体,9,986名が登録しており,フットサル愛好家がふえてきております。しかしながら,中心市街地のフットサル場を整備することにつきましては,およそ1,000平方メートルの用地の確保が必要となるほか,勤労青年を初めとする社会人が夜間や休日に利用することから,照明施設の整備や騒音,駐車場対策が課題となりますので,中心市街地活性化とあわせて今後関係部局と検討してまいりたいと考えております。  次に,電子市役所についての御質問のうち,所管のITサポートセンターのお尋ねにお答えいたします。  公民館等の社会教育施設をITサポートセンターとして活用することについてでございますが,現在公民館等に配備されておりますパソコンにつきましては,IT基礎技能講習用として使用しているところでございます。これらの教材用として整備したパソコンにつきまして,ボランティアを活用した地域学習情報等の交流など,今後さらに有効に活用する必要があると考えております。  ITサポートセンターの設置につきましては貴重な御意見と受けとめておりますが,民間事業者との競合やスペースの確保など多くの問題を解決する必要がありますことから,関係部局と協議を重ねて進めてまいりたいと考えております。  次に,ITボランティアの育成,確保につきましては,生涯学習センターにおいて学習ボランティアの養成事業の一環として,ITボランティアの養成研修を進めておるところでございます。修了者はIT学習の指導,補助に当たるなどその活用は始まっておりますが,今後とも学習支援者としての人材育成に努め,その活用の場も広げてまいりたいと考えております。  次に,若葉区の諸問題についての御質問のうち,御茶屋御殿跡の整備計画及び活用についての御質問をいただいておりますが,関連がありますので一括してお答えいたします。  御茶屋御殿跡の整備につきましては,文化財保護審議委員会等で復元整備の可能性などについて意見をいただき,その後具体的な検討を進めているところでございます。こうした意見や検討結果並びに今日の財政状況等を踏まえますと,全面的な整備を一挙に行うことは大変困難でありますが,しかしながら,現在解体し保存しております旧四関家住宅を御殿跡隣接地に移築保存することが急がれておりますので,可能な限り早急にこの整備に取りかかり,その後資料館の建設や遺構展示などの遺跡環境整備を順次進めてまいりたいと考えております。  なお,移築しました旧四関家住宅の公開に当たりましては,地元の協力をいただきながら文化財の活用を図ってまいりたいと考えております。  以上で終わります。 ○議長(市原 弘君) 総務局長。 ○総務局長(安藤正美君) 電子市役所についての御質問のうち,所管の事項にお答えをいたします。  初めに,情報セキュリティーポリシーの導入予定についてでございますが,情報セキュリティー対策を総合的かつ体系的に定める情報セキュリティーポリシーは,市民のプライバシー等を保護し,安定的で信頼される電子市役所を実現する上で不可欠なものと存じております。このため,現在IT推進本部に設置された情報セキュリティー検討班において,各種情報システムの現状分析,必要な対策基準の検討など策定に向けて鋭意取り組んでいるところであり,年内には策定の上,全職員に対し情報セキュリティーの意識啓発を徹底してまいる予定でございます。  次に,本市ホームページのポータルサイト化への取組状況についてでございますが,市政情報に加えて生活,文化,コミュニティーなど幅広い情報が得られ,また豊かな情報交流が図れるようなホームページのポータルサイト化に向けまして,現在市政情報の電子的提供に関する指針の策定や市政情報提供システムの変更,ホームページの全面的改良などに取り組んでおります。  次に,市政だよりの広告導入についてでございますが,現状の限られたページ数と記事の量あるいは広告主の安定的な確保,掲載記事の策定など幾つかの課題に対する検討が必要であり,直ちに実施に移すことは難しいものと考えておりますが,議員御提案の商業広告の導入につきましては,厳しい財政状況の中で収入源をふやす有効な方法であると認識をしております。したがいまして,今後増ページなどを含め,他市の例などを参考にしてまいりたいと考えております。  次に,他の政令市の現状と課題でございますが,札幌市,横浜市,京都市,神戸市,北九州市,福岡市の6市が要綱または基準等を制定し,商業広告の掲載を行っております。主な広告主は外郭団体,金融機関,大学などの公益性のある企業等でありまして,広告料金は各市それぞれの要綱等で定めており,また広告記事のスペースも異なりますので一概に比較はできませんが,50万円から100万円程度が多いようであります。  課題といたしましては,先ほど本市の状況で申し上げたことと同様に,景気低迷などの理由により広告主が集まりづらい状況であること,また掲載基準や内容に厳しい審査が必要であることなどと伺っております。  以上で終わります。 ○議長(市原 弘君) 市民局長。 ○市民局長(加藤元則君) 情報セキュリティーポリシーと住基ネット・セキュリティ対策要綱の関連についてお答えをいたします。  本要綱は,情報セキュリティーポリシーが策定された場合,それに基づき情報システムごとに定められる個別具体的な規程の一つに該当するものと考えております。したがいまして,現在の要綱は住民基本台帳ネットワークシステム推進協議会で決定したセキュリティ対策に関する指針に基づき決定いたしておりますので,今後策定が予定されております情報セキュリティーポリシーとは十分整合性を図ってまいりたいと存じます。  次に,インターネットによる市民と市民の間の情報交流を通してコミュニティー関係を構築するためのコミュニティーサイトのあり方についてでございますが,現在千葉市はIT化アクションプランの中で電子会議の設置を検討しているところでございます。その運営方法などにつきましても他市を現在調査しているところでございます。  なお,今後,インターネットモニターを検討し,モニター間による電子会議などをコミュニティーサイト運営の参考としてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(市原 弘君) 都市局次長。 ○都市局次長(浅井法久君) 樹木の腐朽菌対策につきましてお答えいたします。  議員のお話にもございましたように,腐朽菌により樹木の木質部が腐食,空洞化し,倒木に至ることがありますことは私どもも承知しております。今後,市民生活の安全確保を念頭に腐朽菌による影響を把握するための調査対象基準や調査方法につきまして検討いたしますとともに,危険と判断されました樹木につきましては速やかに伐採処理するなど,適切な対応を図ってまいりたいと存じます。  終わります。 ○議長(市原 弘君) 建設局長。 ○建設局長(前田正啓君) 若葉区の諸問題についてのうち,道路問題について順次お答えいたします。  県道浜野四街道長沼線の改良についてのうち,宮田交差点の改善及び宮田交差点から鎌取方面の道路改良計画については,関連がございますので一括してお答えいたします。  県道浜野四街道長沼線は,全体としての改良計画を市道誉田町平山町線の平山十字路から国道51号の四街道市吉岡まで約12キロメートルを予定しております。現在国道126号の宮田交差点から四街道方面の更科地区及び大井戸地区合わせて4キロメートルを事業中でございます。まずは,現在事業中の区間を平成19年度に完成させることを第一とし,宮田交差点の改良及び鎌取方面に向かっての道路改良計画を,この事業の進捗を見きわめながら順次次期5か年計画の中で策定してまいりたいと考えております。  なお,宮田交差点は線形や地形的にも複雑でありますので,国道の管理者でございます千葉国道工事事務所や東警察署とも交差点改善方法について事前に調査研究してまいりたいと考えております。  次に,県道浜野四街道長沼線と市道御殿町3号線の進捗状況と整備完了予定でございますが,県道浜野四街道長沼線は,現在国道126号の宮田交差点から四街道方面に向けまして更科地区で延長3,020メートル及び大井戸地区で延長1,000メートルを幅員14メートルで整備することとしております。このうち,更科地区は用地買収が47%完了しており,工事は約500メートルが完成しております。大井戸地区は用地買収が92%完了しており,大井戸大橋1橋と道路工事約370メートルが完成しております。2地区合わせた全線約4キロメートルの完成は,平成19年度を予定しております。  次に,通称御成街道と呼ばれております御殿町3号線でございますが,県道千葉川上八街線から浜野四街道長沼線に至ります全体延長約2キロメートルを幅員14メートルで整備する計画としております。御殿町側の1,240メートルは整備完了し,供用をいたしております。中田町側の浜野四街道長沼線のバイパスに至ります延長490メートル区間につきましては,用地取得約70%が完了しておりますので,進捗も順調に進んでおります。ここは来年度末整備完了の予定でございます。残りの区間でございますバイパスから現道の浜野四街道長沼線をつなぐ約250メートルは,現在地元意見などを伺い,整備計画を策定しているところでございます。  次に,川崎十字路の交差点改良の全体計画と進捗状況でございますが,川崎十字路は県道浜野四街道長沼線と県道千葉川上八街線との交差点でございます。本交差点の改良計画は,浜野四街道長沼線が延長約260メートル,千葉川上八街線は延長約320メートルで双方に右折レーンを設ける計画でございます。進捗状況でございますが,今年度から用地買収に着手いたしまして,現在約20%の進捗でございます。今後も用地取得に努めまして,できるだけ早期に完成させるように努力をしてまいります。  次に,県道千葉川上八街線の整備についての御質問にお答えをいたします。  初めに,買収済み用地の活用についてでございますが,若葉土木事務所入り口交差点から八街市方面への約400メートルの区間を,歩行者や自転車等の通行の安全確保を図るため歩道整備について本年度設計に着手し,引き続き整備を進めてまいります。  次に,大草町の千城台方面と八街方面に分かれます交差点から御成街道交差点までの歩道整備につきましては,平成15年度からスタートいたします国の第7次特定交通安全施設等整備事業5か年計画におきまして位置づけられるように国に要望してまいります。  以上で終わります。 ○議長(市原 弘君) 小川議員。 ○7番(小川智之君) ただいまは各局長さんより丁寧な御答弁を賜り,まことにありがとうございます。おおむね理解いたしましたので,2回目は私の意見を含めつつ要望とかえさせていただきたいと存じます。  何度も申し上げているとおり,今後地方分権が進むにつれ地方都市間競争が激化されることが予想されます。都市間競争に勝ち抜き,多くの人々が住み,訪れてみたいと思う都市にするためには,都市の魅力を高めるとともに独自の都市イメージを確立することが必要であります。そのイメージを確立するためには,本市の魅力を市内外に情報発信し,地域にさまざまな誘致活動をするシティープロモーションの発想を持たなければならないと思います。今回質問した魅力再発見事業とフィルムコミッションはこのシティープロモーションの一手法であり,魅力再発見事業で発掘された町資源をデータベース化し,ホームページや広報紙によって情報発信するとともに,フィルムコミッションによってもその町資源をアピールすることによって,さらに本市のイメージを市内外の方々へ伝えることができると思われます。本市の魅力ある町づくりに当たっては,ぜひこのシティープロモーションの発想を持って行っていただきたいと存じます。魅力再発見事業につきましては,ぜひ継続事業にしていただくとともに,運営方法についてもさらに研究していただくよう要望いたします。  フィルムコミッションにつきましては,県のフィルムコミッションに参画するとのことですが,本市へ積極的に誘致するためには市独自のフィルムコミッションを設立していくべきだと思います。また,運営についても官民が一体となって取り組んでいくべきであると考えます。今後,県の動向や他都市の状況を踏まえ前向きな検討をしていただきたいと存じます。  中心市街地の活性化にはさまざまな方策が考えられますが,このフットサル場整備だけに限らず,御答弁にあったような第六地区の再整備を含め,人が自然に集まるような施設を積極的に整備したり,誘致するように努力していただきたいと存じます。  ITサポートセンターにつきましては,公民館等の社会教育施設においてはスペースが不足しているとのことですが,複数台のパソコンは設置せず,まずは1台だけでも常時使用できる状態にし,現在育成しているITボランティア等の地域のITリーダーに協力していただけるようにするだけでも立派にヘルプデスク機能は確保できると思います。導入に当たっては多くの課題があることは私も認識しておりますが,前向きな検討をよろしくお願いいたします。  情報セキュリティーポリシーに関しては,年内には策定するとのことで大変期待いたしております。そこで気をつけていただきたいのが,情報セキュリティーポリシーを持つことと運用することの意味を混同しないでほしいということです。企業においても,情報セキュリティーポリシーを持っていることがアピールになると勘違いされているところが非常に多く,この勘違いがとにかく情報セキュリティーポリシーが欲しいという一つの風潮を生んでいます。しかし,残念なことに情報セキュリティーポリシーは持っているだけでは何の意味も持たないただの紙切れであります。さきにも申し上げましたとおり,情報セキュリティーポリシーは情報セキュリティーに関する文書化された規約であり,規約であるからには全職員に配付し,その内容を認識してもらい,その上で規約を守ってもらう必要があります。このことがつまり情報セキュリティーポリシーを運用するということなのでありまして,これをすることなしにセキュリティーレベルを上げることはできないと思います。本市においても,以上のことを十分に気をつけて情報セキュリティー向上に努めていただきたいと存じます。  ホームページのコミュニティーサイト化は,インターネットの双方向性という特性を十分に活用した市民と行政とのコミュニケーションツールとして,今後さらに注目されるものと思います。現在,市民からのパブリックコメントを求め,インターネットを活用する自治体もふえてきており,これもインターネットの双方向性という特性を生かした施策だと思います。本市においても,蘇我臨海の総合スポーツ公園についてネットを活用して意見を求めておりましたが,これも市民と行政とのコミュニケーションツールとして役立ったものと思います。しかし,意見募集が非常に唐突の感があったため,限られた市民の意見聴取しかできないなどの弊害もあるなど,反省点も多かったのではないでしょうか。今後,ネットワーク上でパブリックコメントを求めるためのルールづくりも必要になってくると思います。これらのことを踏まえ,今後の本市のホームページの活用方法についてもさらに検討していただき,よりよいホームページになることを期待いたします。  市政だよりに商業広告を導入することについては,さまざまな課題があることは理解いたしました。しかし,一方で市政だよりの情報量もふえてきており,今後増ページするにもやはりお金がかかることですから,その増ページ分を賄うためにも商業広告の導入を検討していただきたいと存じます。  また,市政だよりに限らずホームページや公共施設内においても景観を損なわない程度に商業広告導入を検討することもあわせて要望いたします。  本市は,1984年の緑と水辺の都市宣言を行って以来,85年に緑のマスタープランが策定され,86年には都市緑化推進計画として千葉市緑と水辺のネットワーク21世紀計画が策定されております。そして,緑の基本計画である緑地保全及び緑化の推進に関する基本計画が都市緑地保全法の改正により創設されました。その後,1997年12月には本市の都市づくりの目標である緑と水辺の都市づくりをさらに推進するために,千葉市緑と水辺の基本計画が策定されました。このように,本市は緑化推進に力を入れてきており,その結果,公園や街路樹などの大変緑の多い都市になってきていると高く評価をいたしております。しかし,今後はその植えられた樹木の腐朽菌対策でなく,枝の剪定や害虫の駆除など樹木をどのように管理していくのかが重要になってきます。そのためには,先ほど紹介しました久喜市の条例のように樹木の管理や選定などについての明確な基準づくりをし,市民の安全と環境の保全に寄与できるよう検討していただきたいと存じます。  御茶屋御殿につきましては,旧四関家の住宅を隣接地に移築保存するとのことですが,点的な整備,いわゆるハード面の整備だけでなく,古くからの長屋も残した御成街道とともに,面的にどのように活用していくのかといったようなソフト施策,総合計画を立てて今後の整備に取り組んでいくべきだと思います。  最後に,道路問題についてですが,いずれの道路も市民からの要望の強いところでございます。引き続き整備促進を払われますよう強くお願いいたします。  いろいろと申し上げましたが,いずれの問題に対し執行部各位の前向きな取り組みを重ねてお願い申し上げ,私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)