○議長(市原 弘君) 日程第2,市政に関する一般質問を行います。  通告順に従いお願いをいたします。7番・小川智之議員。 〔7番・小川智之君 登壇,拍手〕 ○7番(小川智之君) 市民自由クラブの小川智之でございます。平成14年第2回定例会の一般質問のトップを務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。  現在,FIFAワールドカップが先月31日より開幕され,今月30日までの丸1カ月間連日繰り広げられる熱戦に世界じゅうの人々が熱狂し,その一挙手一投足に注目しているところであります。テレビのチャンネルをひねりますと,各局でワールドカップ特集,町に出ましても各地でワールドカップにちなんだセールを行うなど,まさに日本じゅうがワールドカップ一色だと言ってもいい状態でございます。特にあしたのトルコ戦に向け非常な盛り上がりを見せております。日本代表にはぜひ頑張ってもらいたいものと思っております。  今大会は,FIFAにとってもアジアにおける初めての大会,しかも初の共同開催という手法で行われる記念的な大会になりましたが,開催国である日韓両国にとりましても念願のワールドカップ初勝利,文句なしの予選1位通過で決勝トーナメントに進出することができ,まさに記念的,歴史的な大会になりました。  結果だけ見ますと,あっさり予選通過したような感じもいたしますが,ここまで来る道のりは大変長く,大変つらいものであったと思います。前々大会の予選におけるドーハの悲劇に始まり,前大会では初出場を果たしながらも,予選リーグで3戦全敗と世界の壁は依然高く,正直日本のレベルはまだまだ世界に追いついていない状態でした。しかし,Jリーグ設立から10年以上が経過し,各種の世界大会を経験することによって日本の選手のレベルは向上し,国際舞台にもなれ,世界の強豪に憶することなく日ごろの実力を発揮できる環境をつくってきたことが,今日の結果につながったものと思っております。  これから日本は,このワールドカップを契機にさらなる国際化が進み,サッカーだけでなく,いろいろな分野において,世界の舞台で活躍できる人がふえていくだろうと思います。また,国際化が一層進み,言葉や文化,風習などが異なる外国との間で人々の触れ合いや情報,知識の交換などを通じて,お互いを理解し合ったり,協力し合ったりするようになりますと,世界じゅうの国や人々が憎しみ合ったり争い合ったりすることがなくなり,世界じゅうが一つにまとまって平和で協力し合える社会の実現に近づいていくものと考えます。  いずれにいたしましても,今回のワールドカップを通じて世界の友好を深め,国際交流を一層盛んにしていくことを期待いたします。  さて,今回のワールドカップ開催に当たりまして本市においてもキャンプ地として立候補し,アイルランドチームが本市を拠点に予選リーグを戦い,無事決勝トーナメントへ駒を進めたことは御存じのことと思います。残念ながら昨晩の試合では,優勝候補の一角であるスペインに惜しくもPK戦で破れてしまいましたが,アイルランドの粘りの精神は日本じゅうの国民に感銘を与えたことと思います。このキャンプ地誘致に当たりましても,市当局は大変な苦労をなされたと伺っております。当初,イタリアを初めとする各チームが千葉に対し高い評価をいたしており,実際に申し込みはありましたが,土壇場になって他都市に決定されるなど,千葉市にとって厳しい状況となりましたが,鶴岡市長の御英断により,アイルランドチームが千葉市をキャンプ地に選んでいただいたことは御存じのとおりと存じます。  私は,このキャンプ地誘致合戦も都市間競争の一つだと考えております。今後さらに地方分権が進むにつれ,この都市間競争も激化されていくものと思われます。それを勝ち抜くためには,いかに魅力ある町づくりをしていくかが重要であります。今回の質問に当たり,本市を魅力ある町にしていくために考えられる政策の中でも特に重要だと思われるもの,また,市民からの要望が強いものを選び質問させていただくことにいたしました。執行部におかれましては,明快かつ前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。  それではまず,地域における子育て支援についてお伺いいたします。  本年1月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した2050年の合計特殊出生率の推計値は,5年前の予測値である1.61を大幅に下方修正し,1.39といたしましたが,この発表は関係者のみならず国民全体に大きな衝撃を与えました。  また,先月21日には,小泉首相が坂口厚生労働大臣に対して,保育サービスの拡充を中心にした従来の対策では,少子化の急速な進展に歯どめがかけられなかったとの反省に基づいて,新しい少子化対策の取りまとめを指示したと報道がありました。国家存亡のときとまでは申しませんが,危機的な状況にあることを十分認識し,早急に新たな対策を講ずる必要があると痛感しての指示ではなかったかと推測しております。  さらに,けさの新聞における県内の人口動態調査についての報道を見ますと,戦後最低の出生率を記録し,少子化傾向に歯どめがかかっていないことが明らかにされました。今まで少子化は高齢化に比べ社会の関心が薄いという側面がありましたが,年金を初めとする社会保障制度のみならず,社会全体に大きな影響を及ぼすという事実としての認識の上に立ち,国民一丸となって真剣に取り組む必要があると私は考えております。  このような状況の中で,本市にあっては,鶴岡市長が昨年の市長就任以来,子育て支援の拡充に強い意欲を示され,エンゼルヘルパーやファミリー・サポート・センターあるいは保育ママ事業など新規保育施策を打ち出されたほか,各種事業の執行体制を強化すべく,子ども家庭部を新設されるなど,強いリーダーシップと実行力を発揮され,子供を産み,育てやすい環境づくりを着実に推進されており,その先見性を大変評価している次第でございます。今後も引き続き積極的に子育てへの支援策や育児と仕事の両立支援策などを展開し,千葉で子供を産み,育ててよかったと言われるよう総合的な取り組みを期待するものであります。  しかしながら,いかに各種施策を展開しても行政だけでは限界もありますので,今後は,高齢者や子育てを終えた御婦人の皆様など,さまざまな人的資源を活用させていただき,自治会館や商店街などの建物を利用して子供の居場所づくりに取り組むなど,地域ぐるみ,町ぐるみで子育てをするといった仕掛けについての検討も必要であると思います。  さて,少子化の原因には,女性の未婚化や晩婚化のほかに,育児に対する負担感や不安感が挙げられています。現に子育てをしている親の中には,家庭や地域における子育て機能の低下により,密室育児による孤立感や閉塞感から児童虐待に至るケースもあると聞いておりますので,この点も早急に対応することが肝要であると考えます。鶴岡市長は,こういった育児不安の解消に資するため,今年度から,パパママ子育て教習所や育児ストレス相談事業を実施しましたが,福岡市においても今年度から地域全体で子育てを支援するため,0歳から3歳児までの乳幼児を持つ親を対象に身近な場所で子育て交流サロンを開設することとしています。  一例を挙げましたが,他の都市においても出産や育児の不安や負担感を払拭するため,さまざまな取り組みがなされております。  そこで,2点お伺いいたします。  まず,乳幼児を持つ親や妊産婦など,出産や育児に同じ悩みや負担を感ずる者同士が気軽に集える町づくりについてどのように考えているのか。  また,乳幼児や学童など,異なる年齢の児童の交流の場も大切だと思いますが,当局のお考えをお伺いいたします。  次に,子育て支援についてのうち,幼保一元化についてお伺いいたします。  この幼保一元化につきましては,さきの平成14年第1回定例会予算審査特別委員会の中でも質問させていただきました。前回の質問は,幼稚園行政を所管しておられる教育委員会に対して質問させていただきましたが,今回は市全体としてのお考えをお伺いしたいと思っております。  1947年に保育所と幼稚園は機能と目的を異にするという理由から二元的に制度化されました。保育所は児童福祉法,幼稚園は学校教育法に定められ,それぞれ厚生労働省,文部科学省の所管にあり,対象児童も,保育所が0歳からの保育に欠ける児童,幼稚園が3歳からの一般児童とされ,保育と教育の区別がなされています。  しかしながら,近年,保育に対するニーズが高まり,保育所では0歳から2歳の多くの待機児童が出る一方,多くの幼稚園では定員割れが生じ,夕方までの預かり保育や3歳児の受け入れの拡大が図られているのが現状であります。  また,保育所では,平成12年4月より新保育所保育指針が運用され,より幼児教育に力を入れたカリキュラムが実施され,また,学校法人等も設置できるようになり,0歳から2歳児の受け入れ以外,保育所と幼稚園の差異はほとんどなくなってきております。また,幼児を持つ家庭にとっても,その垣根は低くなっているのが現状です。  こうした流れの中で,この幼保一元化への動きは,古くて新しい話題として,国においても各地方自治体においても活発に議論されつつあり,また,実際に取り組んでいる自治体も多くなってきております。  例えば島根県東出雲町では,1987年に同じ敷地内に幼稚園と保育園を併設し,運営の一元化を図っております。この島根県方式と言われる同一敷地内に幼稚園と保育所を併設する方式が全国的にも拡大しており,国においても平成10年3月に文部省と厚生省の共同で,幼稚園と保育所の施設の共有化等に関する指針についてという通達が各市町村に出され,これによって幼稚園と保育所の施設の共有化がさらに加速しました。  また,東京都千代田区においては,施設の共有化だけにとどまらず,0歳児から6歳児の子供を一貫して育成するための新たな乳幼児育成施設として本年4月に,いずみこども園を開所いたしました。これは非常に画期的なことだと思います。  国の地方分権推進会議においても,昨年12月に発表された中間論点整理の中で,この幼保一元化問題について総合行政の観点からの検討を続けるべきだと述べております。  さらに,前述した小泉首相から坂口厚生労働大臣へ指示した新しい少子化対策の中でも,「幼稚園や保育園はどうしたら一番利用しやすいか,利用する人の立場に立って断行すべきことは断行すべきだ」と述べ,保育所と幼稚園の統合や運営の一元化を求めたと報道されました。  また,幼保一元化の一つの取り組みとして,幼稚園における,預かり保育事業があります。現在,この制度は文部科学省が多様化する保護者のニーズにこたえ,平成9年より,預かり保育推進事業として,全国の幼稚園で預かり保育で望まれる活動内容や活動形態について実践的な調査研究が行われてきており,本市においても平成12年,13年度の2カ年が推進地域に指定され,調査研究を行ってきており,本年の3月にその調査報告がなされたところです。  その内容を見ますと,保護者の預かり保育に対するニーズは非常に高くなっております。いざというときに安心して子供を預けられる仕組みが保護者に受け入れられている大きな理由であります。しかし,保育室や保育スタッフの確保が必ずしも十分にされておらず,財政的にも厳しい園が多いなど,課題も多く抱えております。今後,預かり保育の質的充実を図るためにも,さらなる研究を深めていく必要があると考えます。  このように幼保一元化については,行政の重大課題の一つであり,乳幼児を持つ親にとって大きな子育て支援策として位置づけられると思います。  そこで,本市において,この幼保一元化についてどのような認識を持っているか。また,今後の取り組みについてお伺いいたします。  次に,千葉市の魅力再発見についてお伺いいたします。  本市は,昨年の市制施行80周年に続き,本年4月1日には政令指定都市移行10周年を迎え,人口は90万人を突破しました。こうした市政における大きな節目を迎えた今日,新たな時代に向けてさらなる飛躍と発展を続けていくことが期待されております。  この市政の飛躍,発展には,都市基盤の整備が進むとともに,市民一人一人の心に,住んでみたい町,ずっと住み続けたい町として,この千葉市が強く印象づけられることが必要と考えます。  昨年,市民のふるさと意識と愛着を高めるため,各区のシンボルマークを制定するとともに,今年度,新しい千葉市の都市イメージとして,花の都・ちばの確立に向けた取り組みなど,将来の魅力あふれる町づくりへの施策をスタートさせたことは高く評価いたしております。  本市は,戦後急速に発展したことから,杜の都仙台,みなと横浜などのように,都市としてのイメージや魅力に欠けていると言われ続けています。  地方分権が進み,自立した都市づくりが求められる今日,サッカーワールドカップのキャンプ地誘致合戦に見られたように,都市間競争がますます激しくなることが予想されており,都市の魅力を積極的にアピールすることが重要です。このためには,先ほども申し上げましたが,訪れてみたい,住んでみたい,そして長く住み続けていたいと感じる魅力あふれる都市として発展していくための施策展開が重要です。このような中,本市の魅力を高める施策の一つとして,今年度始めた魅力再発見事業に大きな関心と期待を寄せております。  そこで,お伺いいたします。  まず,魅力再発見事業で取り上げる魅力は,どのような分野で,収集方法はどうするのか,基本的な考え方と取組方法をお伺いいたします。  次に,発掘,収集した魅力を内外に発信することが大変重要だと思いますが,どのように行っていく考えなのか,また,せっかく集めた魅力を町づくり等でうまく利用することも必要だと思いますが,どのようにする考えなのか,あわせてお伺いいたします。  次に,桜木霊園についてお伺いいたします。  近年の社会情勢の変化は,これまでの家というものの意識や価値観にも著しい変化を及ぼしているように思います。このような変化は,墓地に対する市民の考え方にも少なからず影響を及ぼしており,とりわけ少子・高齢化が進む今日,墓地を継承する血縁者がいない方や,親の墓の世話を子供に面倒かけたくないとの理由から自分一代限りの墓地を望む方など,お墓は先祖代々受け継ぎ,永代使用するという従来の概念にも変化が見られるようです。  さて,本市には,桜木霊園と平和公園の2施設があるわけですが,市営桜木霊園については昭和14年の開設であり,近代的郊外型霊園の先駆けとして東京の多摩霊園と並び称され,高い評価を受けていると伺っております。開設以来,市民の霊園として墓地需要にこたえてきた点は認めているところであります。しかしながら,開設後60余年が経過しておりますので,都市型墓地として老朽化等への対策もあり,市は新5か年計画での取り組みを表明しているように,新たな対応が必要になってきているのではないでしょうか。  そこで,桜木霊園の抱える諸問題についてお尋ねいたします。  まず1点目は,桜木霊園に併設されている納骨堂についてであります。  外観上も大分老朽化が進んでいるように見受けられ,また,納骨堂がいつも満杯状態で利用できないというように伺っております。  そこで,市民がいつでも受け付けてもらえるようなスペースが十分に確保されているのか,現在の利用状況と納骨堂のスペース確保を含めた老朽化対策について本市のお考えをお伺いいたします。  2点目は,無縁墳墓の取り扱いについてであります。  霊園内には,お墓が荒れ果て,長年お墓参りがされていないような墓地が幾つか見受けられるのですが,このような墓地は,継承者が絶えてしまい,いわゆる無縁墳墓と化しているのではないかと思われます。無縁墳墓化してしまったお墓は,改修等の措置を行い,必要としている市民に再供給していくべきではないでしょうか。そうすることによって,墓地造成に係る自然環境への影響や造成経費の削減が図られ,土地の有効利用にもつながるものと考えます。  そこで,このような無縁墳墓は,桜木霊園には何区画あるのか。また,無縁墳墓の取り扱いはどのように処理されるのか。さらに,再供給することについての本市のお考えをお伺いいたします。  3点目は,桜木霊園の再整備事業についてであります。  新5か年計画には「市街地の環境に調和した桜木霊園の再整備を進めます。また,市民の多様な墓地需要や社会情勢等を考慮して新たな墓地形成について検討します」とあり,最終年度である平成17年度末で実施設計完了となっておりますが,2年次目の現在の進捗状況と今後の見通しについてお伺いいたします。  4点目は,火葬場の取り扱いについてであります。  現存する桜木火葬場は,昨年度に収骨室を新設し,利用者の利便性の改善がなされたところですが,施設そのものの老朽化に加え,施設が貧弱かつ狭隘であるなど,ハード面での問題を抱えております。その問題解消のためにも,現在,建設事業を推進している新斎場の早期供用開始が待たれております。  そこで,新斎場が供用を開始した際には,現行の桜木火葬場の取り扱いについてどのような方針決定がなされているのかお尋ねいたします。  5点目は,市街地内の墓地のあり方についてお伺いいたします。  桜木霊園が開設した当時は,まさかここまで周辺が市街化されるとは思っていなかったのではないでしょうか。現在では,霊園敷地と道を挟んで住宅が建設され,市民の生活が営まれております。墓地の必要性については市民の理解を得ているものと思われますが,迷惑施設だと感じている市民がいることも否定できません。近隣に居住する市民に少しでも快適な居住空間を提供することは市として当然のことと思います。しかしながら,霊園内には先ほど述べた無縁墳墓化した荒れたお墓があったり,整然とした配置とは言いがたいレイアウトであったりと,21世紀の大都市の墓地としては寂しい限りであります。家族がそろって先祖のお墓参りをし,ゆっくりと散策できるような霊園を望むのは私だけではないと思います。桜木霊園は,市の中心部からわずか離れただけの桜木町という恵まれた立地条件を十分に生かした公共施設であるべきです。  そこで,現在ますます市街化が進む中で,市街地内に存在する墓地のあるべき姿をどのように考えているのか。また,それにはどのような墓地整備に取り組む方針か具体的にお答えください。  6点目は,園内及び周辺の道路整備についてであります。  桜木霊園内の道路は,周辺住民の生活道路として欠かせないものとなっておりますが,やはり老朽化が進み,舗装の修復が必要な箇所があったり,市民が安心して通行できるような諸設備を含めた整備が必要になってきております。また,周辺道路につきましても,同様の問題を抱えており,速やかな対応をお願いしたいところであります。  そこで,整備計画の中で,これらの問題についてどのように認識し,どのような方針で臨まれるのかお考えをお聞きします。  最後に,排水設備についてお伺いいたします。  利用している市民の方から,少しでも雨が降れば水たまりができてしまうとか,水くみ場の周りがぐちゃぐちゃで困っているといった陳情をよくいただきます。これは維持管理が悪いといった問題ではなく,霊園開設時に排水対策がしっかりと構築されていなかったことに原因があるわけで,再整備計画の中でしっかりとした対応が必要であると考えます。そこで,このことについてどのように認識し,どのような対応ができるのかお伺いいたします。  次に,法定外公共物の譲与とその後の利活用についてお伺いいたします。  法定外公共物については,平成13年第1回定例会でも質問させていただきましたが,今回はさらに踏み込んで質問したいと存じます。  平成12年4月1日から施行された,地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律,いわゆる,地方分権一括法により,現に公共の用に供されている法定外公共物である里道,水路等の旧建設省所管の国有財産については,機能管理,財産管理ともに自治事務とされ,平成17年3月31日までに,その財産を市町村に譲与されるとともに,機能を喪失しているものについては,財務省の普通財産として国において直接管理を行うとされました。これに伴い,地域住民の生活に密接に関連する里道,水路の管理権限の所在が明確になるとともに,市町村の自主的判断により,これらを適切に維持管理していくことが可能となりました。  譲与の対象となる里道,水路は,現在,機能を有しているものが譲与の対象となっており,港湾隣接地域内あるいは国有林の区域内及び国立大学,国立病院などの国の庁舎,敷地等の区域内にあるものにつきましては除外となっておりますが,この機能の有無の判定に当たっては市町村の判断が最大限尊重されることとなっていると伺っております。この里道,水路等は,市民の生活に密接に関連するものであり,本市がその所有権を取得することにより,管理権限の所在が明確になるほか,地域住民の要請にこたえつつ適切に維持管理していくことが可能となるなど,将来の地域づくりを推進する上においても譲与を受ける利益は大きいものがあります。  そこで何点かお伺いいたします。  まず,現在までの譲与作業の進捗状況と今後のスケジュールについてお伺いいたします。また,現在までに譲与を受けた法定外公共物はどのように活用されているのかお伺いいたします。  次に,前回,譲与申請手続と地理情報システム等を利用したデータベース化の取り組みについて,譲与申請手続の迅速化,管理業務の効率化等を図るため,ハードウエアの管理を含めた法定外入力システム及び管理システムを構築し,特定作業で収集した成果,情報等をデータベース化し,管理用データとして活用するとともに,関係部署での利用及びデータの供給ができるような計画をしているところであると御答弁いただきましたが,その後の計画の進捗状況についてお伺いいたします。  最後に,譲与後の利活用についてお伺いいたします。  現在,ウオーキングが大変はやっており,私の近所にある坂月川の管理用道路も昼夜を問わず地域の方々がウオーキングを楽しんでおります。しかし,毎回同じコースを歩くだけではあきてしまい,違うコースを探すにしても安全に歩ける場所が少ないというのが現状です。  また,ウオーキングもさることながら,サイクリングを楽しむ方もふえてきております。私の友人もその1人ですが,千葉には安全に自転車が楽しめる場所がないと,わざわざ東京まで行き,自転車を楽しむそうです。現在,本市において,サイクリングロードが整備されているのは,泉自然公園と平和公園を結ぶコースを含めわずかしかありません。わざわざ市外へ行かずとも本市は自然もまだまだ多く,名所も数々あります。ウオーキングロードやサイクリングロードを整備することによって,それらを改めて見直すことができるのではないでしょうか。それがひいては本市の魅力再発見につながるものと思います。今後,譲与された法定外公共物の利活用方法として,このようなウオーキングロードやサイクリングロードなどの整備を含めた総合計画をつくっていくべきだと思います。  そこで,本市において,法定外公共物の譲与後,どのように利活用していくつもりなのかお伺いいたします。また,総合的な計画をつくることについての本市の見解をお伺いいたします。  最後に,市武道館についてお伺いいたします。  今日,国際化が進む中で世界的に武道の愛好者はますますふえているところであり,世界のスポーツ人口の中でも上位を占めるに至っております。市内においても,現在把握できるだけで5,000名以上の愛好者がおり,ますます盛んになってきております。しかしながら,柔道や空手等の国際大会を見ますと,お家芸であった日本の選手より外国選手の活躍が目覚ましくなっており,武道愛好者の一人として大変寂しく思っております。  このような現状を打破するためには,やはり武道人口の拡大が必要であり,拡大していくためには活動する場が必要であると考えます。現在,本市の公的武道館としては,市武道館,中央コミュニティセンターの柔剣道場がありますが,いずれも練習場としての機能を果たすものの,各種大会を開催できるほどの施設ではありません。特に,市の武道館は,柔道,剣道,弓道もできる唯一の施設でありますことから,武道愛好者に活発に利用されているところであります。しかし,建築後37年を経過し,施設が老朽化している上,規模も敷地も大変小さな施設であり,このモータリゼーション社会において駐車場も確保できないといったネックもあるため,愛好者の方々から新しい武道館の建設を望む声が強くなってきております。  そこで,現在,市武道館の改築計画はあるのか。また,計画があるとすれば,どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。  さらに,現在,本市で推進している蘇我特定地区都市再生総合整備事業において,今年度は総合スポーツ公園の基本設計が予定されているところですが,昨年10月に発表された,蘇我特定地区整備計画の中で,総合スポーツ公園内の導入施設として陸上競技場や球技場などとともに,武道館についても盛り込まれており,その内容につきましては,市内の武道関係団体や愛好者も非常に高い関心を示しております。  そこで,この蘇我臨海部における武道館の建設計画に対し,教育委員会としてどのような考えを持っているのかお伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(市原 弘君) 答弁願います。保健福祉局長。 ○保健福祉局長(片岡佳和君) 初めに,子育て支援についての3点のお尋ねについてですが,第1点目の乳幼児を持つ親などの集いの場づくりと,第2点目の異なる年齢の子供同士の交流の場については,関連がございますので,一括してお答えします。  議員お話しのように,子育てへの不安や育児の負担感が虐待につながるケースもあることから,同じ悩みを持つ子育て中の親同士が身近な場所で気軽に集うことのできる場の確保は大変重要であると考えています。  このため,身近なところで気軽に集うことのできるサロン的な場づくりについては,公民館やコミュニティセンターなどの公共施設の活用や,議員御提案の地域の自治会館あるいは商店街の空き店舗など,地域に存在するさまざまな資源を利用させていただくことについて,現在,研究を進めているところです。  このほか,中央第六地区再整備事業の中で,乳幼児から中高校生までの児童が自由に集える子育て支援プラザ及び児童センターを整備することとしております。  また,異なる年齢の児童が交流することは,お互いに大変有意義であると思われます。  したがいまして,このような場所においては,利用対象者を特定せず,自由に交流できるスペースの設置について検討したいと考えています。  いずれにいたしましても,市民ぐるみの子育て支援は喫緊の課題と認識しておりますので,関係部局と十分協議の上,鋭意取り組んでまいりたいと考えております。  次に,幼保一元化についてお答えします。  近年の少子化の進行や女性の社会進出の増大等を背景とした保育ニーズの多様化に対応するため,幼稚園,保育所のそれぞれがさまざまな保育サービスを提供するようになり,両者の子育て支援としての機能的な差異は年々狭まってきているのではないかと考えます。  こうしたことから,国においては,平成10年3月,幼稚園と保育所の施設の共用化等に関する指針を示したところであり,さらに本年5月には,幼稚園と保育所の運営一元化を含めた新たな少子化対策を取りまとめることとしたとの新聞報道がされております。また,他都市においても,幼保一元化に向けたさらなる取り組みが行われるなど,今や深刻化する少子社会への対応として検討が進められています。  このように幼保一元化は,運営の効率化や資源の有効活用を図ることにより,子育て支援機能を強化するといった観点から,効果的な子育て支援策の一つと考えられています。  今後とも,幼保一元化にかかわる国の動向を注視するとともに,他都市の取組事例等を参考にするなど,調査研究を進めてまいりたいと考えています。  次に,市営桜木霊園について順次お答えします。  初めに,桜木納骨堂についてですが,桜木納骨堂の現在の利用状況,納骨堂のスペースの確保,老朽化対策についてであります。  この納骨堂は,昭和39年度に建設し,同年7月から供用開始いたしました。納骨室には,納骨壇と納骨棚があり,収容能力は1,716区画でありますが,使用期間の更新ができることなどから,現在はほぼ満杯の状況です。また,長期間の利用者が少なくないため,空き区画が確保しにくくなっています。  築後37年を経過していますが,必要に応じてその都度補修等を行い,維持管理に努めています。老朽化対策につきましては,再整備計画の中で検討してまいります。  次に,無縁墳墓の区画数,その取り扱いの方法,再供給することについての考えについてですが,現在,無縁墳墓と思われるものが60から70区画あると推定していますが,公的手続等により確定したものではありません。  無縁墳墓については,条例に基づき,墓地使用者が死亡し,かつ承継者がいない場合で管理上必要があれば墓地を原状に復する措置を講ずることができますが,この場合は公示送達等の法的手続を行うことが必要です。  無縁墳墓の再供給については,桜木霊園再整備を予定していることから,現状での再供給は適当ではないと考えており,再整備後に再供給してまいります。  次に,再整備事業の現在の進捗状況と今後の見通しについてですが,桜木霊園再整備事業につきましては,新5か年の主要事業の一つとして認識しておりますが,新斎場建設事業の進捗状況を踏まえ,検討を進めてまいります。  なお,本年度は新形態墓地検討会を設置し,今後の墓地等の整備の指針を取りまとめてまいります。  次に,新斎場が供用開始した後の桜木霊園火葬場の取り扱いについてですが,土地の有効活用の視点から再整備計画の中で検討してまいります。  次に,市街地に存在する墓地のあるべき姿をどのように考え,そのためにはどのような墓地整備に取り組む方針かについてのお尋ねですが,桜木霊園は昭和14年に開設し,昭和46年の供給終了まで9,236区画を供給しました。近年の急速な市街地化や社会情勢の変化の中,市の中心部に近い場所にある13.5ヘクタールの広大な墓地であり,周辺は商店街や住宅地で,園内道路は近隣市民の生活道路としての機能を果たし,一方ではお花見を楽しんだり散歩コースであったり,市民生活に寄与しています。  桜木霊園再整備事業では,墓地本来の機能を有効に生かせるよう整備し,市民に親しまれ,憩える場としての機能をあわせ持つ大規模霊園として再整備に努めます。  最後に,園内及び周辺の道路整備と排水設備についてでございますが,関連がありますので,一括して御答弁いたします。  桜木霊園の再整備の基本的整備事項の一つとして,道路整備及び排水設備については不可欠と認識していますが,納骨堂の改築,無縁墳墓の整理,レイアウトの見直し,道路及び排水設備等の附帯設備の整備など,墓地使用者の利便性の向上と周辺住民には良好な地域環境の提供につながるよう配慮したいと考えます。  いずれにいたしましても,桜木霊園の再整備は重要と認識しており,再整備計画の策定に的確に取り組んでまいります。  以上でございます。 ○議長(市原 弘君) 企画調整局長。 ○企画調整局長(三上都紘君) 千葉市の魅力再発見について2点の御質問をいただきました。関連がございますので,一括してお答えをいたします。  本市の歴史は古く,縄文時代以降の時代を象徴する史跡が数多く市内には残されております。また,憩いの場としての貴重な緑,四季折々に見られる風景や水辺がございまして,景観的な魅力となっております。このような魅力のほか,すぐれた技術を持つ人々や後世に伝承すべき文化など,貴重な資源が数多く,いずれも本市の貴重な魅力でございます。当事業は,このようなさまざまな魅力や資源を改めて調査,発掘,収集いたしまして,整理,発信しようとするものであります。  具体的には,既存の情報に加えまして,インターネットや広報誌などにより,市民の身近にある魅力について情報提供を受け,分類,整理をした上で本市の魅力として市内外に発信する予定であります。  この魅力再発見事業は,市民が改めてみずからの地域を見直すことにより,ふるさと意識を高め,本市に対する誇りを持っていただくこと。それがひいては地域経済の活性化,文化振興などにつながるものと考えております。  以上です。 ○議長(市原 弘君) 建設局長。 ○建設局長(前田正啓君) 質問4,法定外公共物の譲与とその後の利活用について,4点の御質問に順次お答えいたします。  まず,1点目の現在までの進捗状況と今後のスケジュールでございますが,平成12年度から平成16年度までの5カ年間で譲与を受けることとなっておりますので,平成12年度に花見川区から着手し,平成13年度末までに稲毛区及び中央区が当初の予定どおり完了し,本年度は若葉区の譲与申請を実施いたしまして,平成16年度末までにすべての区域が完了するように進めているところでございます。  次に,2点目の現在までに譲与を受けた里道の活用でございますが,既に地域の生活道路として活用されておりますので,引き続き適切に維持管理してまいりたいと考えております。  次に,3点目の法定外公共物の管理システムの導入状況でございますが,平成13年度に法定外公共物閲覧システムを構築し,平成14年度から各土木事務所において円滑な管理が図れるようコンピューター画面で表示し,検索が可能になるよう運用したところでございます。  最後に,4点目の譲与後の利活用についてでございますが,里道は地域の生活道路としての活用が図られますので,引き続き地域住民の通行に供する道路としての活用を図ってまいりたいと考えております。  また,サイクリング道路等に活用することや総合的な計画の策定につきましては,具体的には住宅地域以外で自然環境に恵まれた里道が考えられます。  これらにつきましては,全体的な道路網との整合性や沿道の関係者の道路利用の問題がありますので,今後,調査研究してまいりたいと考えております。  以上で終わります。 ○議長(市原 弘君) 教育長。 ○教育長(飯森幸弘君) 市武道館においての施設の御質問についてお答えいたします。  千葉市の武道館は,竣工後37年を経過していることから老朽化が進んできております。武道館の改築につきましては,千葉市生涯スポーツマスタープランの中で広域レベルの施設として位置づけられており,平成17年度までに基本構想の策定を予定しております。  次に,蘇我臨海部における市武道館再整備計画についてでございますが,蘇我特定地区の整備計画では,総合スポーツ公園を配置することとしておりますが,同公園の個々の施設につきましては段階的に整備することになっております。武道館につきましても,整備計画を具体化する中で担当部局と協議してまいりたいと考えております。  以上で終わります。 ○議長(市原 弘君) 小川議員。 ○7番(小川智之君) ただいまは丁寧な御答弁いただきまして,ありがとうございました。  おおむね理解いたしましたので,2回目は私の意見を含めつつ要望とかえさせていただきます。  子育て支援策は行政の最重要課題の一つです。近年,女性の社会進出が目覚ましく,働く女性の数は専業主婦を上回るまでになりました。もはや保育は,一部の恵まれない家庭のためではなく,働きながら子育てをしようとする多くの夫婦に欠かせない社会サービスとなっています。また,社会サービスとしての保育が必要なのは,働く母親に限ったことではなく,母親が育児に悩んで孤立するケースは専業主婦家庭でも見られ,トータルな子育て支援策が必要になってきております。こうした中で,保育サービスの拡大,多様なメニューを提示できる幼保一元化は自然の流れだと思います。  本市におかれましても,さらなる研究を深めていくために保健福祉局,教育委員会のそれぞれから委員を出し合い,正式に幼保一元化検討会を組織していただくことを強く要望いたします。  特に,預かり保育事業は,学童に対する子どもルーム事業と内容が近似しており,同様な事業手法でとり行えるのではないかと思いますので,あわせて研究していただきたいと思います。  次に,千葉市の魅力につきましては,東京という大商圏を抱え,貨物取扱量日本一の港を持ち,世界の窓口となる新東京国際空港からも近いという地理的条件に加え,気候的にも1年を通して温暖で災害も少ないという本当に恵まれた地域となっております。また,史跡や遺跡などの文化財,美術館や博物館という文化施設も多く,文化的にもすぐれた都市だと自負しております。しかし,恵まれ過ぎているためか,それらの魅力が見えにくくなっていることも否めません。そういったことを踏まえましても,このたびの魅力再発見事業は非常に画期的なものと大変評価しております。魅力を再発見しましても周知させなければ意味がなくなってしまいますので,これからさらに周知方法を検討していってほしいと思っております。  桜木霊園につきましては,当局においても問題意識は非常に高いものと感じました。桜木霊園は,花見や盆踊りのシーズンなどは地域住民の交流の場として地域にとっても欠かせない施設となっております。再整備計画策定に当たっては,地域住民の意見を十分に取り込んでいただき,次期5か年の早い段階で工事着手ができますよう早期に策定していただくよう要望いたします。  次に,法定外公共物の取り扱いについてですが,本来でしたら,ある程度の構想に基づき計画的に譲与を受けていくべきだと思いますが,期限が決まっての譲与手続のため,それについてはいたし方ないことと理解しております。しかし,千葉市の財産がふえるわけですから,その利活用を含めた計画をつくっていくことは必要だと思います。平成16年度末の譲与手続完了までには計画策定とまではいかなくても,ある程度道筋をつけていただきたいと思っております。  最後に,市武道館の改築については,千葉市生涯マスタープランの中に基本構想の策定が予定されているとのことですが,現在の場所で改築しますと,敷地も狭いため,現在の施設と余り変わらない大きさとなり,使い勝手も向上しないものと推測されます。大規模な大会が開催でき,交通も便利で利用者も活用しやすい場所と考えられるのは,やはり蘇我特定地区しかないと思っております。今後,蘇我特定地区の整備計画が具体化されていく中で協議していくとの御答弁をいただきましたが,もっと積極的に担当部局へ働きかけるよう強く要望いたしたいと思います。これは武道関係団体の長年の要望でありますので,よろしくお願いいたします。  以上,いろいろ申し上げましたが,今回の質問事項は,今後,千葉市が都市間競争に勝ち抜き,さらに発展していくために必要なものと確信しております。市長初め執行部の皆様方に対し,よろしく取り計らいくださいますようお願い申し上げまして,私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(市原 弘君) 小川智之議員の一般質問を終わります。